小学校・小5・数と計算

全体 × 割合 = 部分の練習問題

全体と割合から、部分の量を求められる。

この単元を扱うレッスン: 2. 10%・20%・30%(%と小数)

この単元を使う職種:

考え方

「全体の〇%」にあたる量を、かけ算で求められるようになります。従業員のうちリモート勤務の人数や、見積もりの 10%・20% の金額などで使います。

割合は「全体を 1 としたとき、部分がいくつにあたるか」でした。だから、全体に割合をかければ部分が求められます。部分 = 全体 × 割合 です。

% のままかけてはいけません。2,400円の 15% は 2400×152400 \times 15 ではなく、15% を 0.15 に直して 2400×0.15=3602400 \times 0.15 = 360 円です。

10% は全体の 110\frac{1}{10} なので、けたを1つずらすだけで求められます。2,400円の 10% は 240円、5% はその半分の 120円、15% は 240 + 120 = 360 円。暗算での見積もりに便利です。

「30%OFF」の売値のように、残りの部分を求めることもあります。そのときは 100% − 30% = 70% を全体にかけます。求めているのが「その割合の部分」か「残りの部分」かを確かめましょう。

2本の数直線。下の割合の 1 に上の 2,400円、割合の 0.15 に上の「?」が対応している。金額(円)0?2,400割合00.151比べる量もとにする量
割合 1 が 2,400円なので、割合 0.15 にあたる金額(?)は 2400×0.152400 \times 0.15 で求めます。

ポイント

部分 = 全体 × 割合

% は小数に直してからかける(15% → 0.15)

10% = 全体 ÷ 10(見積もりに便利)

解き方の手順

  1. 全体(もとにする量)と割合を確かめます。
  2. % を小数に直します(100 でわる)。
  3. 全体 × 割合 を計算します。
  4. 10% の値(全体 ÷ 10)から見積もって、答えの大きさを確かめます。

例

社員 240人のうち 35% が在宅勤務をしています。在宅勤務の人は何人ですか?

  1. 35% = 0.35
  2. 240×0.35=84240 \times 0.35 = 84
  3. 見積もり: 10% は 24人なので、35% は 24×3.5=8424 \times 3.5 = 84 人。合っています。
  4. 答え: 84人

図で確かめる

割合バー: 全体 10,000円 のうち「部分」が 30%
円
%
部分(30%)3,000円
残り(70%)7,000円

10,000 × 0.3 = 3,000 (部分 = 全体 × 割合)

スライダーで割合を動かして、部分の金額がどう変わるか見てみましょう。

よくある間違い

練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。

  • 部分と残りの取り違え粗利と原価、値引額と売値など、「その割合の部分」と「残りの部分」を取り違える。求めているのは「その割合の部分」と「残りの部分」のどちらでしょう? 帯グラフで考えると分かりやすいです。
  • 割合を足し引きで処理「30%OFF」を30円引きと考える、割引を足し算で重ねるなど、割合を足し引きで扱う。割合は「何倍か」を表します。足したり引いたりする前に、金額に直してみましょう。

見る

計算例

従業員300人の会社で、5%の人がリモート勤務をしています。

従業員(全体)
300人
リモート勤務の割合
5%

問いリモート勤務をしている人は何人ですか?

途中の式

  1. 部分 = 全体 × 割合
  2. 5% = 0.05
  3. 300 × 0.05 = 15人

答えリモート勤務の人数は 15人

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

従業員120人の会社で、60%の人がリモート勤務をしています。

リモート勤務をしている人は何人ですか?

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 2

60% を小数にすると?

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

問題を準備しています…

学び直しマップ

前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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