実務・職種共通

按分の練習問題

共通の費用や売上を、人数・面積・売上などの比で分けられる(端数の扱いも含む)。

この単元を使う職種:

考え方

按分は、共通の費用を人数・面積・売上などの「基準」の比で分けることです。部署の数で均等に割るのではありません。

各部署の負担額を足すと、もとの費用に戻ります。円未満の端数は、切り捨てて差額をどこかで調整するなど、社内のルールに合わせます。

ポイント

負担額 = 按分する費用 × その部署の基準 ÷ 基準の合計

比 a : b で分ける: a の分 = 全体 × aa+b\dfrac{a}{a + b}

図で確かめる

割合バー: 全体 900,000円 のうち「営業部の負担」が 40%
円
%
営業部の負担(40%)360,000円
ほかの部署の負担(60%)540,000円

900,000 × 0.4 = 360,000 (営業部の負担 = 全体 × 割合)

家賃 900,000円を面積の比で分けます。営業部の面積の割合を動かすと、負担額が比例して変わります。

見る

計算例

本社の複合機のリース料(月額 21,000円)を、使っている3部署の人数の比で按分します。人数は営業部 16人、総務部 5人、開発部 14人です。

リース料(月額)
21,000円
営業部
16人
総務部
5人
開発部
14人

問い営業部の負担額はいくらですか?

途中の式

  1. 人数の合計: 16 + 5 + 14 = 35人
  2. 営業部の負担額 = リース料 × 営業部の人数 ÷ 人数の合計 = 21,000 × 16 ÷ 35 = 9,600円
  3. (1人あたり 21,000 ÷ 35 = 600円 に、営業部の 16人を掛けても同じです)

答え営業部の負担額は 9,600円

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

本社の複合機のリース料(月額 21,600円)を、使っている3部署の人数の比で按分します。人数は営業部 24人、総務部 4人、開発部 8人です。

営業部の負担額はいくらですか?

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 3

3部署の人数の合計は?

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

問題を準備しています…

実務で使う

Excel風の表で、式を書く

実際の仕事に近い「共通費の按分表」で、式を入力して計算します。

Excel風共通費の按分表

本社の家賃(月額 900,000円)は各部署の床面積の比で、複合機のリース料(月額 56,000円)は人数の比で按分します。営業部の行を完成させます。

  • D2 に営業部の面積の構成比、E2 に営業部の家賃の負担額、F2 に営業部のリース料の負担額の式を入れてください。
  • 5行目の合計が 100%・900,000円・56,000円 になれば、按分の計算が合っています。

色のついたセルに入力します。式は「=」から始めます(例: =B2-B3)。「×」「÷」も使えます。Enter で次のセルへ移動します。表は横にスクロールできます。

共通費の按分表
行番号ABCDEF
1
部署
人数
面積(㎡)
面積の構成比
家賃の負担額
リース料の負担額
2
営業部
24
120
3
開発部
36
150
50.0%
450,000円
28,800円
4
管理部
10
30
10.0%
90,000円
8,000円
5
合計
70
300
60.0%
540,000円
36,800円
6
按分する費用(月額)
900,000円
56,000円

学び直しマップ

前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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