概数と見積もりの練習問題
四捨五入で概数にし、計算の結果を見積もれる。
考え方
四捨五入で数を「およその数(概数)」にし、計算の結果を前もって見積もれるようになります。買い物の合計の暗算や、報告資料の「約○万人」といった数字に使います。
- 概数
- 「約1,300」のように、くわしい数をきりのよい数で表したおよその数。
- 四捨五入
- すぐ下の位の数字が 0〜4 なら切り捨て、5〜9 なら切り上げて、きりのよい数にする方法。
- 見積もり
- 概数を使って、計算の答えのおよその大きさを先に知ること。
1,263 を「百の位までの概数」にするときは、1,200 と 1,300 のどちらに近いかを考えます。数直線で見ると、真ん中の 1,250 より右にあるので 1,300 に近いです。
これを数字だけで決めるのが四捨五入です。残したい位のすぐ下の位(ここでは十の位)を見て、0〜4 なら切り捨て、5〜9 なら切り上げます。1,263 は十の位が 6 なので 1,300 です。
見るのは「残したい位の1つ下」の数字だけです。1,246 は十の位の 4 を見て 1,200 です。一の位から順に四捨五入して 1,250 → 1,300 とするのは間違いです。
見積もりでは、それぞれの数を概数にしてから計算します。398円・512円・189円なら で、およそ1,100円とわかります。
ポイント
四捨五入: すぐ下の位が 0〜4 → 切り捨て、5〜9 → 切り上げ
百の位までの概数 → 十の位を見る(上から2けたの概数 → 上から3けた目を見る)
見積もり: 先に概数にしてから計算する
解き方の手順
- どの位までの概数にするかを確かめる。
- そのすぐ下の位の数字だけを見る。
- 0〜4 なら切り捨て(下の位をすべて 0 に)、5〜9 なら切り上げ(残す位を1増やし、下の位を 0 に)。
- 見積もりでは、すべての数を概数にしてから計算する。
例
748円・1,325円・463円 の品物を買います。それぞれを百の位までの概数にして、合計を見積もりましょう。
- 十の位を四捨五入します。748円 → 700円(十の位が 4 なので切り捨て)
- 1,325円 → 1,300円(2 なので切り捨て)、463円 → 500円(6 なので切り上げ)
- なので、およそ 2,500円 です。
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 四捨五入する位の取り違え・切り捨て四捨五入するときに見る位を間違える、または切り上げるべきところも切り捨ててしまう。どの位までの概数にするかを確かめ、そのすぐ下の位の数字を見ます。0〜4 は切り捨て、5〜9 は切り上げです。
見る
計算例
買い物かごに 2,210円・1,590円・1,140円 の3つの品物が入っています。レジに行く前に、合計がおよそいくらになるかを確かめます。
- 品物A
- 2,210円
- 品物B
- 1,590円
- 品物C
- 1,140円
問いそれぞれの値段を百の位までの概数(十の位で四捨五入)にして、合計を見積もると何円ですか?
途中の式
- 百の位までの概数にするには、1つ下の十の位を四捨五入します(0〜4 は切り捨て、5〜9 は切り上げ)。
- 2,210円 → 2,200円、1,590円 → 1,600円、1,140円 → 1,100円
- なので、およそ4,900円です。
- 実際の合計 4,940円 と比べると、見積もりがおおよそ合っていることが分かります。
答え見積もった合計は 4,900円
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
買い物かごに 950円・1,240円・1,440円 の3つの品物が入っています。レジに行く前に、合計がおよそいくらになるかを確かめます。
それぞれの値段を百の位までの概数(十の位で四捨五入)にして、合計を見積もると何円ですか?
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 4
品物Aの 950円 を、百の位までの概数にすると?
自分でやる
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