実務・人事・総務

人件費と会社負担の練習問題

給与・賞与に社会保険料などの会社負担を加えた人件費を、料率から見積もれる。

この単元を使う職種:

考え方

会社が払う人件費は、給与・賞与だけではありません。社会保険料などの会社負担が上乗せされます。

料率が15%なら、月給30万円の人の人件費は 30万円 × 1.15 = 34.5万円です。逆算するときは 1.15 で割ります。

ポイント

人件費 = 給与・賞与 × (1 + 会社負担の料率)

給与・賞与 = 会社負担込みの人件費 ÷ (1 + 料率)

図で確かめる

表とグラフ: 1か月の金額を変えると、増減率・平均・グラフが一緒に変わります
項目1か月の金額(円)前の行からの増減率
月給—
会社負担込み+15.0%
平均322,500円
月給: 300,000円月給会社負担込み: 345,000円345,000円会社負担込み平均 322,500円

月給30万円に会社負担15%を加えると34.5万円。増減率の列が +15% になっていることを確かめましょう。

よくある間違い

練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。

  • 人件費に会社負担を含めていない人件費を給与・賞与だけで見積もり、会社が負担する社会保険料などを加えていない(会社負担込みの予算をそのまま給与の総額と考える場合も含む)。会社が払う人件費には、給与・賞与のほかに会社負担の社会保険料なども含まれます。会社負担の分を入れて考えましょう。
  • 会社負担込みの額から料率を引いて戻す会社負担込みの人件費から給与・賞与の総額を出すのに (1 − 料率) を掛ける。正しくは (1 + 料率) で割る。給与 × (1 + 料率) = 会社負担込みの人件費 です。給与に戻すときは、(1 − 料率) を掛けるのではなく (1 + 料率) で割りましょう。

見る

計算例

来年度の採用計画のために、正社員1人あたりの年間人件費を見積もります。月給は280,000円、賞与は年間で月給の4か月分です。会社が負担する社会保険料などは、給与・賞与の15%とします。

月給
280,000円
賞与(月給の何か月分)
4か月分
会社負担の料率
15%

問い1人あたりの年間人件費(給与・賞与と会社負担の合計)はいくらですか?

途中の式

  1. 給与・賞与 = 280,000 × 12 + 280,000 × 4 = 4,480,000円
  2. 会社負担 = 4,480,000 × 0.15 = 672,000円
  3. 年間人件費 = 4,480,000 + 672,000 = 5,152,000円(4,480,000 × 1.15 と同じ)

答え年間人件費は 5,152,000円

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

来年度の採用計画のために、正社員1人あたりの年間人件費を見積もります。月給は250,000円、賞与は年間で月給の2か月分です。会社が負担する社会保険料などは、給与・賞与の14%とします。

1人あたりの年間人件費(給与・賞与と会社負担の合計)はいくらですか?

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 4

賞与は年間でいくらですか?

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

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前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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