部分 ÷ 割合 = 全体の練習問題
部分と割合から、もとの全体を逆算できる。
考え方
部分と割合から、もとの全体を逆算できるようになります。「定員の 64% が埋まって 48人」から座席数を出す、粗利と粗利率から売上を出す、といった場面で使います。
「全体 × 割合 = 部分」で、全体がわからない形です。わからない全体を □ と置くと、 という式になります。
□ を求めるには、かけ算を逆にたどって わり算 をします。 です。部分に割合をかけると、全体より小さい数が出てしまい、場面に合いません。
1% あたりから考える方法もあります。64% が 48人なら、1% は 人。100% はその 100 倍で 75人です。
答えが出たら、全体 × 割合 で部分に戻るか確かめましょう。 なので正しいとわかります。
ポイント
全体 = 部分 ÷ 割合
全体を □ として →
確かめ: 全体 × 割合 = 部分
解き方の手順
- わかっている部分と割合、求める全体を確かめます。
- % を小数に直し、「□ × 割合 = 部分」の式にします。
- □ = 部分 ÷ 割合 を計算します。
- □ × 割合 で、もとの部分に戻るか確かめます。
例
セミナー会場の座席の 85% が埋まっていて、参加者は 68人です。座席は全部で何席ありますか?
- 85% = 0.85
- 座席数を □ とすると
- 確かめ:
- 答え: 80席
図で確かめる
全体を10等分しています。1ブロックは 1,000円(全体の 10%)です。 ブロックを押すと選べます。
選んだブロック: 0 / 10 = 0% → 0円
10,000 × 0/10 = 0 (全体 × 割合 = 部分)
3ブロック(30%)が3,000円なら、1ブロックは1,000円。10ブロック全部で全体です。
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 逆算で掛けてしまう部分と割合から全体を求めるときに、割らずに掛けてしまう。今回は「全体」を求める逆算です。「全体 × 割合 = 部分」の式に当てはめて、何を求めるか考えてみましょう。
- 税込価格を基準に税を計算する税込価格から税抜価格や消費税額を求めるときに、税込価格を100%として「税込 × 0.9」「税込 × 10%」と計算する。消費税は税抜価格に対する割合なので、税抜に戻すには税込 ÷ (1 + 税率) とする。消費税の率は「税抜価格」に対する割合です。税込価格は税抜の(1 + 税率)倍なので、税抜に戻すときは(1 + 税率)で割ります。
- 通過率を1段とばす・途中で止める売上目標から必要な商談数、目標の CV 数から必要な表示回数などを逆算するときに、成約率・CVR などの通過率を1段とばしたり、途中の段階の件数で止めたりする。途中の段階で止まっていたり、通過率をひとつとばしたりしていませんか? 後ろの段階から一段ずつ「件数 ÷ 通過率」で逆算しましょう。
見る
計算例
セミナー会場の座席のうち75%が埋まっていて、参加者は45人です。
- 参加者(部分)
- 45人
- 埋まっている割合
- 75%
問い会場の座席は全部で何席ありますか?
途中の式
- 全体 × 割合 = 部分 なので、全体 = 部分 ÷ 割合
- 75% = 0.75
- 45 ÷ 0.75 = 60席
答え座席数(全体)は 60席
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
セミナー会場の座席のうち80%が埋まっていて、参加者は96人です。
会場の座席は全部で何席ありますか?
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 2
座席数を □ とすると、□ × 0.8 = 96。□ を求める計算はどちら?
自分でやる
練習問題
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学び直しマップ
前後の単元
この単元の前に(前提)
- 小5全体 × 割合 = 部分練習問題あり
- 小5部分 ÷ 全体 = 割合練習問題あり
この単元を使う先
- 実務粗利率練習問題あり
- 実務CVR練習問題あり
- 実務消費税(税込・税抜)練習問題あり
- 実務売上の分解(件数 × 成約率 × 単価)練習問題あり
- 実務クリック率(CTR)練習問題あり
- 実務値入率と売価の決め方練習問題あり
- 実務人時売上高と人件費率練習問題あり
- 実務人件費と会社負担練習問題あり
- 実務採用の歩留まり練習問題あり
- 実務歩留まりと工程の通過率練習問題あり