小学校・小5・数と計算

割合の意味の練習問題

割合は「もとにする量(全体)」に対する「比べる量(部分)」の大きさだと説明できる。

この単元を扱うレッスン: 1. 割合とは何か

この単元を使う職種:

考え方

割合が「もとにする量に対して、比べる量がどれくらいか」を表すことがわかり、アンケートや売上の内訳を % で表せるようになります。報告書やニュースの数字を読むときの土台になります。

もとにする量
比べるときの基準になる量で、割合の 1(100%)にあたる。「〇〇のうち」「〇〇に対して」の〇〇。
比べる量
もとにする量と比べる、もう一方の量。
割合
比べる量が、もとにする量の何倍にあたるかを表す数。

割合は「もとにする量を 1 としたとき、比べる量がいくつにあたるか」です。50人のうち 20人が満足なら、50人を 1 と見たとき、20人は 0.4 にあたります。% でいえば 40% です。

割合でいちばん大事なのは、「何を 1(100%)とするか」を決めることです。問題文の「〇〇のうち」「〇〇に対して」の〇〇が、もとにする量です。

割合は 比べる量 ÷ もとにする量 で求めます。図のように、上下2本の数直線で「量」と「割合」を対応させると、どの数でわるかがはっきりします。

同じ 20人でも、もとにする量が 50人なら 40%、80人なら 25% です。割合の数字だけを見ず、何に対する割合かを必ず確かめましょう。

2本の数直線。上の人数の 20人と 50人が、下の割合の 0.4 と 1 に対応している。20人が比べる量、50人がもとにする量。人数(人)02050割合00.41比べる量もとにする量
もとにする量(50人)を 1 とすると、比べる量(20人)は 0.4(40%)にあたります。

ポイント

割合 = 比べる量 ÷ もとにする量(分数で書くと 割合=比べる量もとにする量\text{割合} = \dfrac{\text{比べる量}}{\text{もとにする量}})

百分率(%)= 割合 × 100

解き方の手順

  1. 「〇〇のうち」「〇〇に対して」を手がかりに、もとにする量(全体)を見つけます。
  2. 比べる量(部分)を見つけます。
  3. 比べる量 ÷ もとにする量 を計算して、割合を小数で出します。
  4. 100 倍して % にします。

例

研修の参加者 60人のうち、45人が「役に立った」と答えました。その割合は何% ですか?

  1. もとにする量は参加者の 60人、比べる量は 45人
  2. 45÷60=0.7545 \div 60 = 0.75
  3. 0.75×100=750.75 \times 100 = 75
  4. 答え: 75%

図で確かめる

10,000円の長方形から 30% ぶんのブロックを選んでみよう

全体を10等分しています。1ブロックは 1,000円(全体の 10%)です。 ブロックを押すと選べます。

選んだブロック: 0 / 10 = 0% → 0円

10,000 × 0/10 = 0 (全体 × 割合 = 部分)

10,000円を10等分した長方形から3つ選ぶと、全体の30%(3,000円)になります。

よくある間違い

練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。

  • もとにする量の取り違え前年比で今年を基準にする、売値を基準に値引率を出すなど、何を100%とするかを取り違える。「何を100%(もとにする量)とするか」を確認しましょう。問題文の「〇〇に対して」「〇〇のうち」がヒントです。

見る

計算例

社内アンケートに200人が回答し、そのうち100人が「満足」と答えました。

回答者(全体)
200人
満足(部分)
100人

問い「満足」と答えた人の割合は何%ですか?

途中の式

  1. 割合 = 部分 ÷ 全体(比べる量 ÷ もとにする量)
  2. 100 ÷ 200 = 0.5
  3. 0.5 を100倍して%にすると 50%

答え満足の割合は 50%

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

社内アンケートに40人が回答し、そのうち30人が「満足」と答えました。

「満足」と答えた人の割合は何%ですか?

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 3

「全体」(もとにする量)は何人ですか?

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

問題を準備しています…

学び直しマップ

前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

学び直しマップで、この単元のまわりを見る