中学校・中1・式と方程式

方程式の利用の練習問題

文章から数量の関係を読み取り、方程式を立てて解ける。

考え方

文章から数量の関係を読み取り、方程式を立てて答えを求められるようになります。配布物の部数、記念品の数、予算の配分など、「いくつ必要か」を逆算する場面で使えます。

過不足の問題
配り方を変えたときの「余り」と「不足」から、人数や全体の数を求める問題。

文章題では、まず求めたいもの(人数など)を x とおきます。次に、同じ量を x を使って2通りの式で表し、= で結ぶと方程式になります。

研修の参加者にペンを配ります。1人に2本ずつ配ると14本余り、1人に4本ずつ配ると6本足りません。参加者を x 人とすると、ペンの本数は「配った 2x2x 本と余りの14本」で 2x+142x + 14 本です。

4本ずつ配るには 4x4x 本必要で、ペンはそれより6本少ないので、ペンの本数は 4x−64x - 6 本とも表せます。ペンの本数は配り方を変えても同じなので、2x+14=4x−62x + 14 = 4x - 6 が成り立ちます。

方程式を解いたら、答えが問題に合うかを確かめます。人数なら自然数か、2つの式でペンの本数が同じになるかを見ます。

上の段: 2本ずつ配る 2x 本と、余りの 14 本を合わせた長さ。下の段: 4本ずつ配るのに必要な 4x 本から、不足の 6 本を除いた長さ。どちらも点線の位置(ペンの本数)でそろっている。ペンの本数2x 本(配る分)余り 14 本ペン全部不足 6 本4x 本(4本ずつ配るのに必要)
どちらの配り方でも、ペンの本数(点線の位置)は同じです。上の段から 2x+142x + 14、下の段から 4x−64x - 6 と表せます。

ポイント

余るとき: 全体 = 配った数 + 余り

足りないとき: 全体 = 配るのに必要な数 − 不足

同じ量を2通りの式で表し、= で結んで方程式にする

解き方の手順

  1. 求めたいもの(人数など)を x とおきます。
  2. 変わらない量(ペンや資料の数)を、x を使って2通りの式で表します。
  3. 2つの式を = で結んで方程式をつくり、解きます。
  4. 答えが問題に合うか(人数は自然数か、2つの式で同じ数になるか)を確かめ、単位を付けて答えます。

例

研修の参加者にペンを配ります。1人に2本ずつ配ると14本余り、1人に4本ずつ配ると6本足りません。参加者は何人ですか?

  1. 参加者を x 人とすると 2x+14=4x−62x + 14 = 4x - 6
  2. 2x−4x=−6−142x - 4x = -6 - 14
  3. −2x=−20-2x = -20 より x=10x = 10
  4. 確かめ: ペンは 2×10+14=342 \times 10 + 14 = 34 本、4×10−6=344 \times 10 - 6 = 34 本で同じ
  5. 答え: 10 人

見る

計算例

会議の資料を参加者に配ります。1人に 4 部ずつ配ると 2 部余り、1人に 5 部ずつ配ると 15 部足りません。

少なく配るとき(1人あたり)
4部
そのときの余り
2部
多く配るとき(1人あたり)
5部
そのときの不足
15部

問い参加者は何人ですか?

途中の式

  1. 参加者を x 人とすると、資料の部数は2通りに表せます。
  2. 4x+2=5x−154x + 2 = 5x - 15
  3. 4x−5x=−15−24x - 5x = -15 - 2
  4. −x=−17-x = -17
  5. x=17x = 17
  6. 参加者は 17 人(資料は 70 部)です。

答え参加者の人数は 17人

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

会議の資料を参加者に配ります。1人に 2 部ずつ配ると 5 部余り、1人に 3 部ずつ配ると 5 部足りません。

参加者は何人ですか?

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 3

参加者を x 人とします。「2 部ずつ配ると 5 部余る」ことから、資料の部数を x の式で表すと?

x などの文字を使って式で答えます。累乗は x^2、かけ算の記号は省略できます(2x)。

読み取り:(入力すると、ここに数式で表示されます)

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

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前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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