一次方程式の練習問題
等式の性質(移項)を使って一次方程式を解ける。
考え方
「x がいくつなら等式が成り立つか」を求める一次方程式を、移項を使って解けるようになります。予算から買える個数を逆算するなど、分からない数を1つ求めるときの基本の道具です。
- 方程式
- 文字の値によって、成り立ったり成り立たなかったりする等式。
- 解
- 方程式を成り立たせる文字の値。解を求めることを「方程式を解く」といいます。
- 左辺・右辺
- 等号 = の左側の式と右側の式(2つをまとめて両辺)。
- 移項
- 一方の辺の項を、符号を変えて他方の辺に移すこと。
等式は、左右がつりあったてんびんのようなものです。両辺に同じ数を足す・引く・かける、両辺を同じ数(0 以外)で割る、のどれをしても、つりあいは崩れません(等式の性質)。
の両辺から 5 を引くと になります。左辺の が、右辺に となって移ったように見えます。これが移項です。
目標は「x = 数」の形です。x の項を左辺、数の項を右辺に集めて にし、最後に両辺を a で割ります。
解けたら、もとの式に代入して確かめます。左辺と右辺が同じ値になれば正解です。
ポイント
等式の性質: 両辺に同じ数を足す・引く・かける、両辺を同じ数(0 以外)で割っても、等式は成り立つ
移項: ならば (項を反対側へ移すと符号が変わる)
ならば
解き方の手順
- x をふくむ項を左辺に、数の項を右辺に移項します(移した項は符号を変える)。
- 両辺をそれぞれ計算して、 の形にします。
- 両辺を x の係数 a で割ります。
- 求めた x をもとの式に代入して、左辺と右辺が等しいか確かめます。
例
方程式 を解きましょう。
- x の項を左辺へ、数の項を右辺へ移項:
- 両辺を で割る:
- 確かめ: 左辺 、右辺 で等しい
- 答え:
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 移項で符号を変え忘れ方程式で項を反対側に移すときに、符号を変えていない。移項するときは符号が変わります。両辺に同じ数を足す(引く)と考えると確かめられます。
- 片方の辺だけを変形方程式の一方の辺だけを割ったり掛けたりしている。等式は「てんびん」です。両辺に同じことをしましょう。
見る
計算例
等式の性質(移項)を使って、一次方程式を解きます。
問い方程式 を解きましょう。
途中の式
- (移項すると符号が変わる)
答えx の値は
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。
等式の性質(移項)を使って、一次方程式を解きます。
方程式 を解きましょう。
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 3
x の項を左辺に、数の項を右辺に移項します。右辺の数を計算するといくつですか?
自分でやる
練習問題
数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。
問題を準備しています…
学び直しマップ
前後の単元
分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。
この単元の前に(前提)
- 中1文字式の計算(1次式)練習問題あり