中学校・中2・式と方程式

等式の変形の練習問題

公式などの等式を、指定した文字について解ける。

考え方

公式や等式を「求めたい文字 = …」の形に変形できるようになります。面積と高さから底辺を出す、目標の利益から売値を逆算するなど、1つの公式を別の向きに使うときに役立ちます。

y について解く
等式を変形して、y=⋯y = \cdots の形(左辺が y だけ)にすること。ほかの文字でも同じようにいいます。

等式の変形は、方程式を解くときと同じ操作(移項、両辺に同じ数をかける、両辺を同じ数で割る)を、文字のまま行うことです。求めたい文字を「x のつもり」で、ほかの文字は「ただの数のつもり」で扱います。

たとえば 3x+2y=123x + 2y = 12 を y について解くには、3x3x を右辺へ移項して 2y=−3x+122y = -3x + 12、両辺を 2 で割って y=−32x+6y = -\frac{3}{2}x + 6 とします。割るときは、右辺のすべての項を割ります。

かっこや分数がある公式は、外側から順にはずします。台形の面積 S=(a+b)h2S = \frac{(a + b)h}{2} を b について解くなら、両辺に 2 をかける → 両辺を h で割る → a を移項する、の順です。

変形できたら、適当な数を入れて確かめます。a=2a = 2、b=4b = 4、h=3h = 3 なら S=9S = 9 で、変形した式 b=2Sh−ab = \frac{2S}{h} - a でも b=6−2=4b = 6 - 2 = 4 になります。

ポイント

移項: 項を反対側の辺に移すと符号が変わる

両辺に同じ数・文字をかける、両辺を同じ数・文字(0 でない)で割ってもよい

割るときは右辺のすべての項を割る: 2y=−3x+12⇒y=−32x+62y = -3x + 12 \Rightarrow y = -\dfrac{3}{2}x + 6

解き方の手順

  1. 求めたい文字をふくむ項を左辺に残し、ほかの項を右辺へ移項します。
  2. 分数があれば両辺に分母をかけ、かっこがあれば両辺をかっこの外の数や文字で割って、はずします。
  3. 最後に、求めたい文字の係数で両辺を割ります(右辺のすべての項を割る)。
  4. 適当な数を代入して、変形の前と後で関係が変わらないか確かめます。

例

等式 4x−3y=94x - 3y = 9 を y について解きましょう。

  1. 4x4x を右辺へ移項: −3y=−4x+9-3y = -4x + 9
  2. 両辺を −3-3 で割る: y=−4x−3+9−3y = \dfrac{-4x}{-3} + \dfrac{9}{-3}
  3. 答え: y=43x−3y = \dfrac{4}{3}x - 3
  4. 確かめ: x=3x = 3 なら y=1y = 1 で、4×3−3×1=94 \times 3 - 3 \times 1 = 9 が成り立ちます。

見る

計算例

一次関数のグラフをかくときなど、式を y = … の形に直すことがよくあります。

問い等式 6x+5y=−116x+5y = -11 を y について解きましょう。

途中の式

  1. 6x+5y=−116x+5y = -11
  2. 5y=−6x−115y = -6x-11
  3. y=−65x−115y = -\frac{6}{5}x - \frac{11}{5}

答えy について解いた式(y = …)は −6x5−115-\frac{6x}{5} - \frac{11}{5}

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

一次関数のグラフをかくときなど、式を y = … の形に直すことがよくあります。

等式 −4x+3y=−5-4x+3y = -5 を y について解きましょう。

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 2

x の項を右辺に移項すると、3y=□3y = \square になります。右辺の式は?

x などの文字を使って式で答えます。累乗は x^2、かけ算の記号は省略できます(2x)。

読み取り:(入力すると、ここに数式で表示されます)

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

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前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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