中学校・中2・式と方程式

連立方程式の練習問題

加減法・代入法で連立二元一次方程式を解き、文章題に使える。

考え方

分からない数が2つあるとき、式を2つ立てて同時に解く(連立方程式)ことができるようになります。2種類の商品の単価、2つのプランの組み合わせなど、条件が2つある問題を解く基本です。

連立方程式
2つ以上の方程式を組にしたもの。どの式も同時に成り立つ文字の値の組を、その解といいます。
加減法
2つの式を足したり引いたりして、1つの文字を消す解き方。
代入法
一方の式を y=⋯y = \cdots の形にして、もう一方の式に代入し、1つの文字を消す解き方。

x+y=10x + y = 10 だけでは、(1,9)(1, 9) や (2,8)(2, 8) など、答えの組がたくさんあります。もう1つ条件(式)があると、両方を同時に満たす組が1つに決まります。

解き方の方針は「文字を1つ消して、一次方程式にする」ことです。消し方には加減法と代入法があります。

加減法: 2つの式で同じ文字の係数がそろっていれば、式どうしを引く(または足す)とその文字が消えます。そろっていなければ、式を何倍かしてそろえます。

代入法: 「ケーキはクッキーより 50 円高い」なら y=x+50y = x + 50 と書けます。この式を、もう一方の式の y に、かっこを付けて代入します。

片方の文字の値が分かったら、もとの式に代入して、もう片方を求めます。答えは (x,y)(x, y) の組で書きます。

ポイント

加減法: 係数をそろえて、2つの式を足す(引く)と1つの文字が消える

代入法: y=⋯y = \cdots の式を、もう一方の式の y に(かっこを付けて)代入する

解は、両方の式を同時に満たす (x,y)(x, y) の組

解き方の手順

  1. 文章題なら、分からない2つの数を x と y とおき、条件から式を2つつくります。
  2. 係数がそろっていれば加減法、y=⋯y = \cdots の形の式があれば代入法で、文字を1つ消します。
  3. 残った一次方程式を解きます。
  4. 求めた値をもとの式に代入して、もう一方の文字の値を求めます。
  5. 両方の式に代入して成り立つかを確かめ、(x,y)(x, y) で答えます。

例

連立方程式 {2x+3y=132x−y=1\begin{cases} 2x + 3y = 13 \\ 2x - y = 1 \end{cases} を解きましょう。

  1. x の係数がそろっているので、上の式 − 下の式 で x を消します。
  2. 3y−(−y)=4y3y - (-y) = 4y、13−1=1213 - 1 = 12 より 4y=124y = 12、y=3y = 3
  3. 下の式に代入: 2x−3=12x - 3 = 1 より 2x=42x = 4、x=2x = 2
  4. 答え: (x,y)=(2,3)(x, y) = (2, 3)

見る

計算例

ある店では、ケーキ1個の値段がクッキー1袋の値段より 190 円高いです。クッキーを 3 袋とケーキを 3 個買うと、代金は 1470 円でした。

値段の差
190円
クッキーの袋数
3袋
ケーキの個数
3個
代金
1,470円

問いクッキー1袋の値段を x 円、ケーキ1個の値段を y 円として連立方程式をつくり、(x, y) を求めましょう。

途中の式

  1. {y=x+1903x+3y=1470\begin{cases} y = x + 190 \\ 3x + 3y = 1470 \end{cases}
  2. 上の式を下の式に代入: 3x+3(x+190)=14703x + 3(x + 190) = 1470
  3. 3x+3x+570=14703x + 3x + 570 = 1470
  4. 6x=9006x = 900 より x=150x = 150
  5. y=150+190=340y = 150 + 190 = 340

答え(x, y) = (クッキー1袋, ケーキ1個) の値段は (150,340)\left(150, 340\right)

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

ある店では、ケーキ1個の値段がクッキー1袋の値段より 140 円高いです。クッキーを 1 袋とケーキを 2 個買うと、代金は 580 円でした。

クッキー1袋の値段を x 円、ケーキ1個の値段を y 円として連立方程式をつくり、(x, y) を求めましょう。

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 3

「ケーキはクッキーより高い」ことから、y を x の式で表すと?(y = …)

x などの文字を使って式で答えます。累乗は x^2、かけ算の記号は省略できます(2x)。

読み取り:(入力すると、ここに数式で表示されます)

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

問題を準備しています…

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前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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