中学校・中2・関数

一次関数と方程式の練習問題

2直線の交点を連立方程式で求め、グラフと結び付けられる。

考え方

2つの直線の交点を連立方程式で求め、グラフの意味と結びつけられるようになります。料金プランを比べて「何時間以上ならどちらが得か」を判断する場面に、そのまま使えます。

交点
2つのグラフが交わる点。両方の式を同時に満たす (x,y)(x, y) です。

直線 y=ax+by = ax + b は、その式を満たす点 (x,y)(x, y) を全部集めたものです。2本の直線の交点は両方の式を満たすので、2つの式を連立方程式として解いた解が、交点の座標になります。

プランA は基本料金 1,000 円+1時間 500 円、プランB は基本料金 2,500 円+1時間 200 円とします。x 時間使ったときの料金 y 円は、A が y=500x+1000y = 500x + 1000、B が y=200x+2500y = 200x + 2500 です。

交点では、2つのプランの料金 y が等しくなります。だから、2つの式の右辺を = で結んだ方程式を解けば、料金が同じになる時間が分かります。

グラフで見ると、交点より左では A の線が下(安い)、右では B の線が下です。交点は「どちらが得か」が入れかわる境目です。

横軸が利用時間、縦軸が料金(千円)の座標平面に、プランA(y = 0.5x + 1)とプランB(y = 0.2x + 2.5)の2本の直線。2本は点 (5, 3.5) で交わる。12345671234OxyプランAプランB(5, 3.5)
横軸は利用時間 x(時間)、縦軸は料金 y(千円)。2本の直線は x=5x = 5 で交わり、5時間より短ければプランA、長ければプランB の方が安くなります。

ポイント

2直線の交点の座標 = 2つの式を連立方程式として解いた解

y=a1x+b1y = a_1x + b_1 と y=a2x+b2y = a_2x + b_2 の交点: a1x+b1=a2x+b2a_1x + b_1 = a_2x + b_2 を解く

交点の左右で、どちらのグラフが下にあるか(どちらが安いか)が入れかわる

解き方の手順

  1. それぞれを「y = 傾き × x + 切片」の式で表します(1時間あたりの料金が傾き、基本料金が切片)。
  2. 交点では y が等しいので、2つの式の右辺を = で結びます。
  3. x についての一次方程式を解きます。
  4. 求めた x をどちらかの式に代入して y を求め、交点を (x,y)(x, y) で答えます。

例

プランA y=500x+1000y = 500x + 1000 と プランB y=200x+2500y = 200x + 2500 のグラフの交点の座標を求めましょう。

  1. 500x+1000=200x+2500500x + 1000 = 200x + 2500
  2. 300x=1500300x = 1500 より x=5x = 5
  3. y=500×5+1000=3500y = 500 \times 5 + 1000 = 3500
  4. 答え: (5,3500)(5, 3500)(5時間使うと、どちらも 3,500 円)

見る

計算例

会議室の利用プランを比べます。プランA は基本料金 500 円に1時間あたり 1100 円、プランB は基本料金 2500 円に1時間あたり 600 円かかります。

プランA 基本料金
500円
プランA 1時間あたり
1,100円
プランB 基本料金
2,500円
プランB 1時間あたり
600円

問い利用時間を x 時間、料金を y 円として2つのプランのグラフをかくと、交点の座標 (x, y) はいくつですか?(料金が同じになる時間と、そのときの料金)

途中の式

  1. プランA: y=1100x+500y = 1100x + 500
  2. プランB: y=600x+2500y = 600x + 2500
  3. 交点では y が等しいので 1100x+500=600x+25001100x + 500 = 600x + 2500
  4. 500x=2000500x = 2000 より x=4x = 4
  5. y=1100×4+500=4900y = 1100 \times 4 + 500 = 4900
  6. 交点は (4,4900)(4, 4900)。4 時間より長く使うなら、1時間あたりが安いプランB の方が安くなります。

答え交点の座標 (x, y)は (4,4900)\left(4, 4900\right)

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

会議室の利用プランを比べます。プランA は基本料金 500 円に1時間あたり 800 円、プランB は基本料金 2900 円に1時間あたり 400 円かかります。

利用時間を x 時間、料金を y 円として2つのプランのグラフをかくと、交点の座標 (x, y) はいくつですか?(料金が同じになる時間と、そのときの料金)

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 3

プランA の料金 y を x の式で表すと?(y = …)

x などの文字を使って式で答えます。累乗は x^2、かけ算の記号は省略できます(2x)。

読み取り:(入力すると、ここに数式で表示されます)

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

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前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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