稼働率(SLA)と停止時間の練習問題
99.9% などの稼働率から、月・年に許される停止時間を計算できる。
この単元を使う職種:
考え方
99.9% と 99.99% は見た目は近くても、停止してよい時間は10倍違います。
まず期間を分に直し、「止まってよい割合」(100% − 稼働率)を掛けます。1年は 30日 × 12か月 ではなく 365日 で考えます。
ポイント
停止してよい時間 = 期間の分数 × (100% − 稼働率)
30日 = 43,200分、365日 = 525,600分
図で確かめる
| 項目 | 30日で停止してよい時間(分) | 前の行からの増減率 |
|---|---|---|
| 99% | — | |
| 99.5% | −50.0% | |
| 99.9% | −80.0% | |
| 99.95% | −50.0% | |
| 99.99% | −80.0% | |
| 平均 | 143.424 |
稼働率の 9 が1つ増えるごとに、停止してよい時間が 1/10 になることを確かめましょう。
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 停止時間の期間・単位をそろえていないSLA の停止許容時間で、1日や「時間」の単位で計算したり、1年を 30日 × 12か月 としたりして、聞かれている期間や単位(分)とずれる。停止してよい時間 = 期間の長さ × (100% − 稼働率) です。聞かれている期間(30日・365日)を分に直してから掛けましょう。
見る
計算例
社内の受発注システムをクラウドで運用しています。クラウド事業者との契約では、SLA(稼働率の保証)が月間99.99%です。
- SLA(稼働率)
- 99.99%
- 1か月
- 30日
問い1か月(30日)のうち、システムが停止してよい時間は最大何分ですか?
途中の式
- 1か月 = 30日 × 24時間 × 60分 = 43,200分
- 停止してよい割合 = 100% − 99.99% = 0.01%
- 43,200 × 0.0001 = 4.32分
答え停止してよい時間は 4.32分
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。
社内の受発注システムをクラウドで運用しています。クラウド事業者との契約では、SLA(稼働率の保証)が月間99.5%です。
1か月(30日)のうち、システムが停止してよい時間は最大何分ですか?
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 4
1か月(30日)は何分ですか?
自分でやる
練習問題
数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。
問題を準備しています…
実務で使う
Excel風の表で、式を書く
実際の仕事に近い「SLA と停止してよい時間」で、式を入力して計算します。
| 行番号 | A | B | C | D |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 期間 | 分数 | ||
| 2 | 1か月(30日) | 43,200 | ||
| 3 | 1年(365日) | 525,600 | ||
| 4 | システム | SLA(稼働率) | 月の停止許容(分) | 年の停止許容(分) |
| 5 | 勤怠システム | 99.5% | ||
| 6 | 受発注システム | 99.9% |
学び直しマップ
前後の単元
分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。
この単元の前に(前提)
- 小5全体 × 割合 = 部分練習問題あり
- 実務時間と工数の計算練習問題あり
- 小5百分率と小数の変換練習問題あり
この単元を使う先
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