図形と方程式(直線・円)の練習問題
2点間の距離、直線・円の方程式、点と直線の距離を求められる。
考え方
座標を使って、2点間の距離、点から直線までの最短距離、円の中心と半径を計算できるようになります。地図上の距離、電波や配送の届く範囲、CAD や画像処理の位置計算などで使います。
- 2点間の距離
- 座標の差を2辺とする直角三角形の斜辺として、三平方の定理で求めた長さです。
- 直線の方程式
- や の形で表した直線です。
- 円の方程式
- 中心 、半径 r の円は と表せます。
- 点と直線の距離
- 点から直線に垂直に下ろした線分(垂線)の長さで、最短距離です。
2点 、 の距離は、横の差と縦の差を2辺とする直角三角形の斜辺なので、三平方の定理で です。座標平面の計算の多くは、この考え方がもとになっています。
円は「中心からの距離が一定(半径 r)の点の集まり」です。点 と中心 の距離が r なので、 が円の方程式になります。
のように展開された式は、x と y をそれぞれ平方完成すると となります。中心は、かっこの中が 0 になる 、半径は 4 です。 と符号を逆に読まないよう注意しましょう。
点と直線の距離は、直線を の形にしておけば、 で計算できます。分子は点の座標を直線の式の左辺に代入した値の絶対値、分母は x と y の係数の2乗の和の平方根です。
ポイント
2点間の距離:
円: (中心 、半径 r)
点 と直線 の距離:
点 を通り傾き m の直線:
解き方の手順
- 点と直線の距離は、直線を の形に直し、a, b, c を読み取ります。
- 分子: 点の座標を に代入し、絶対値をとります。
- 分母: を計算します(項ごとに √ をとらない)。分数は約分して答えます。
- 円の中心は、x の項と y の項をそれぞれ平方完成し、 の形にして読み取ります。
例
円 の中心の座標と半径を求めてください。
- x の項:
- y の項:
- より
- 答え: 中心 、半径 4
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 円の中心の符号を逆に読む(x − a)² + (y − b)² = r² の中心を (−a, −b) と読むなど、平方完成した式から中心の符号を逆にする。(x − a)² + (y − b)² = r² の中心は (a, b) です。かっこの中が 0 になる x, y を考えましょう。
見る
計算例
地図に座標を入れ(1目盛り = 100 m)、まっすぐな道路を直線 、店の位置を点 で表しました。
問い点 P と直線の距離(目盛りの数)を求めてください。
途中の式
- 点 と直線 の距離は
- 分子:
- 分母:
- 距離
答え点と直線の距離(目盛り)は
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
地図に座標を入れ(1目盛り = 100 m)、まっすぐな道路を直線 、店の位置を点 で表しました。
点 P と直線の距離(目盛りの数)を求めてください。
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 3
分子 の値は?
自分でやる
練習問題
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- 中2一次関数練習問題あり
- 中3三平方の定理練習問題あり
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- 数学C平面ベクトル練習問題あり
- 数学C二次曲線と媒介変数練習問題あり