三平方の定理の練習問題
直角三角形で a² + b² = c² を使い、長さや距離を求められる。
考え方
直角三角形の3辺の関係 (三平方の定理)を使って、直接測れない長さや、2地点の直線距離を求められるようになります。はしごの届く高さ、画面の対角線の長さ、地図上の距離などで使います。
- 斜辺
- 直角三角形で、直角の向かい側にある辺。3辺のうちでいちばん長い辺です。
- 三平方の定理
- 直角をはさむ2辺を a、b、斜辺を c とすると、 が成り立つという定理(ピタゴラスの定理)。
直角をはさむ2辺が 3 と 4 の直角三角形では、斜辺は 5 です。 が成り立っています。
図のように各辺を1辺とする正方形をかくと、小さい2つの正方形の面積の和が、斜辺の正方形の面積と等しくなります。どんな直角三角形でも成り立つ、これが三平方の定理です。
斜辺を求めるときは 、直角をはさむ辺を求めるときは (斜辺の2乗から引く)です。どの辺が斜辺かを、最初に必ず確かめます。
東へ a、北へ b 進んだ地点までの直線距離は、東西と南北が直角に交わるので です。答えの √ の中に平方数の因数があれば、外に出して簡単にします。
ポイント
(c は斜辺)
斜辺: 、ほかの辺:
横に a、縦に b 離れた2点の距離
解き方の手順
- 直角がどこにあるかを見つけ、直角三角形をつくります。
- 斜辺(直角の向かい側、いちばん長い辺)がどれかを確かめます。
- 斜辺を求めるなら2辺の2乗を足し、ほかの辺を求めるなら斜辺の2乗から引きます。
- √ をとり、√ の中の平方数を外に出して簡単にします。
例
長さ 7 m のはしごを、下の端が壁から 3 m 離れるように立てかけます。はしごの上の端は、床から何 m の高さにありますか?
- 床と壁は直角で、斜辺ははしご(7 m)です。
- 高さを h m とすると
- 答え: m(約 6.3 m)
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 斜辺の取り違え三平方の定理で、斜辺でない辺を c として計算する。c は直角の向かい側の辺(斜辺、いちばん長い辺)です。
見る
計算例
地図上で、取引先は営業所から東へ 5 km、北へ 2 km の位置にあります。
- 東への距離
- 5km
- 北への距離
- 2km
問い営業所から取引先までの直線距離は何 km ですか?(√ を使って正確に答えましょう)
途中の式
- 東と北は直角に交わるので、直角をはさむ2辺が 5 km と 2 km の直角三角形の斜辺を求めます。
答え直線距離は
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
地図上で、取引先は営業所から東へ 7 km、北へ 2 km の位置にあります。
営業所から取引先までの直線距離は何 km ですか?(√ を使って正確に答えましょう)
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 2
直線距離(斜辺)を c km とすると、 はいくつですか?
自分でやる
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- 数学I三角比練習問題あり
- 数学II図形と方程式(直線・円)練習問題あり