複素数と二次方程式の練習問題
複素数の計算、判別式と解の種類、解と係数の関係が分かる。
考え方
2乗すると になる数 i を使った複素数の計算ができるようになり、どんな二次方程式にも解があることが分かります。交流の電気回路や、音・画像の信号処理の計算の土台です。
- 虚数単位 i
- となる数です。
- 複素数
- (a, b は実数)の形の数です。a を実部、b を虚部といいます。
- 判別式 D
- の です。解が実数か虚数かを判定します。
実数は2乗すると必ず 0 以上になるので、 を満たす実数はありません。そこで、2乗すると になる新しい数を i と決めます。 のように、負の数の平方根も i を使って表せます。
複素数 の計算は、i を文字のように扱う文字式の計算と同じです。ただし、 が出てきたら におき換えます。 です。
と計算してしまうと、実部の符号が逆になります。「 の項は符号を変えて、実数の部分へ移る」と覚えておきましょう。答えは実部と虚部をそれぞれまとめて の形で書きます。
複素数まで考えると、どんな二次方程式にも解があります。解の公式の √ の中(判別式 D)が負なら、解は2つの虚数になります。また、2つの解 α, β の和と積は、係数から 、 で分かります(解と係数の関係)。
ポイント
、()
解の公式 。 なら異なる2つの虚数解
解と係数の関係: 、
解き方の手順
- 分配法則で、4つの積をすべて書き出します。
- の項は、 を使って符号を変え、実数にします。
- i を含まない項(実部)と、i の項(虚部)をそれぞれまとめます。
- の形(例: 14-5i)で答えます。
例
を計算してください。
- 展開:
- なので
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- i² = 1 としている虚数単位 i の2乗を 1 として計算し、i² の項の符号を間違える。虚数単位 i は、2乗すると負の数になる数です。i² の項を実数に直すときの符号を確かめましょう。
見る
計算例
複素数は、交流の電気回路や信号処理(音・画像のデータ)の計算で使われます。
問い を計算し、 の形で答えてください。
途中の式
- 分配法則で展開:
- なので
答え計算結果(例: 3-2i)は
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。
複素数は、交流の電気回路や信号処理(音・画像のデータ)の計算で使われます。
を計算し、 の形で答えてください。
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 3
はいくつですか?
自分でやる
練習問題
数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。
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学び直しマップ
前後の単元
分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。
この単元の前に(前提)
- 数学I判別式と二次不等式練習問題あり
この単元を使う先
- 数学II剰余の定理・因数定理と高次方程式練習問題あり
- 数学C複素数平面練習問題あり
- 微分方程式2階線形微分方程式(定数係数)練習問題あり