小学校・小6・数と計算

分数のかけ算・わり算の練習問題

分数をかけたり、わる数の逆数をかけて分数でわったりできる。

考え方

分数をかけたり、分数でわったりできるようになります。「38\frac{3}{8} dL のペンキで 910\frac{9}{10} m² ぬれた。1dL ではどれだけぬれるか」のように、分数の量から「1あたり」を求める場面で使います。

逆数
分母と分子を入れかえた数。38\frac{3}{8} の逆数は 83\frac{8}{3} で、もとの数とかけると 1 になる。

分数 × 分数は、分子どうし・分母どうしをかけます。23×45=2×43×5=815\frac{2}{3} \times \frac{4}{5} = \frac{2 \times 4}{3 \times 5} = \frac{8}{15}。とちゅうで約分できるときは、先に約分してからかけると計算が楽になります。

分数でわるときは、わる数の逆数をかけます。910÷38=910×83\frac{9}{10} \div \frac{3}{8} = \frac{9}{10} \times \frac{8}{3} です。

なぜ逆数をかけるのかは、ペンキで考えるとわかります。38\frac{3}{8} dL で 910\frac{9}{10} m² ぬれるなら、18\frac{1}{8} dL ではその 3 分の 1(÷ 3)、1dL ではさらに 8 倍(× 8)です。「÷ 3 して × 8」をまとめると、×83\times \frac{8}{3} になります(図)。

1 より小さい数でわると、答えはわられる数より大きくなります。38\frac{3}{8} dL は 1dL より少ないので、1dL でぬれる面積は 910\frac{9}{10} m² より広くなるはずです。

2本の数直線。下のペンキの量の 3/8 dL に上の面積 9/10 m²、1dL に上の「?」が対応している。面積(m²)09/10?ペンキ(dL)03/81
1dL は 38\frac{3}{8} dL を ÷ 3 して × 8 した量なので、面積(?)も 910\frac{9}{10} を ÷ 3 して × 8 します。

ポイント

ab×cd=a×cb×d\dfrac{a}{b} \times \dfrac{c}{d} = \dfrac{a \times c}{b \times d}

ab÷cd=ab×dc\dfrac{a}{b} \div \dfrac{c}{d} = \dfrac{a}{b} \times \dfrac{d}{c}(わる数の逆数をかける)

1あたりの量 = 全体の量 ÷ いくつ分(分数でも同じ式)

解き方の手順

  1. 「1dL あたり」なら、ぬれた面積 ÷ 使ったペンキの量 の式を立てます。
  2. わる数の分母と分子を入れかえて(逆数にして)、かけ算に直します。
  3. 分子どうし・分母どうしをかけます。とちゅうで約分できるときは約分します。
  4. 答えを約分し、大きさが場面に合うか確かめます。

例

ペンキ 38\frac{3}{8} dL で、かべを 910\frac{9}{10} m² ぬれました。このペンキ 1dL では、何 m² ぬれますか?

  1. 910÷38=910×83\frac{9}{10} \div \frac{3}{8} = \frac{9}{10} \times \frac{8}{3}
  2. =9×810×3=7230= \frac{9 \times 8}{10 \times 3} = \frac{72}{30}
  3. 6 で約分して 125\frac{12}{5}(帯分数なら 2252\frac{2}{5})
  4. 答え: 125\frac{12}{5} m²

よくある間違い

練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。

  • わる数を逆数にしていない分数のわり算で、わる数をひっくり返さずにかけたり、分母・分子どうしをわったりする。分数でわるときは、わる数の逆数(分母と分子を入れかえた数)をかけます。

見る

計算例

部屋のかべの一部を、ペンキでぬり直しています。

問いペンキ 34\frac{3}{4} dL で、かべを 16\frac{1}{6} m² ぬれました。このペンキ 1dL では、かべを何 m² ぬれますか?(分数で答えましょう)

途中の式

  1. 1dL あたりにぬれる面積 = ぬれた面積 ÷ 使ったペンキの量 = 16÷34\frac{1}{6} \div \frac{3}{4}
  2. 分数でわるときは、わる数の逆数をかけます: 16÷34=16×43\frac{1}{6} \div \frac{3}{4} = \frac{1}{6} \times \frac{4}{3}
  3. =1×46×3=29= \frac{1 \times 4}{6 \times 3} = \frac{2}{9}(m²)
  4. 1dL より少ない量でぬった面積なので、1dL あたりの面積はそれより大きくなります。

答え1dL でぬれる面積(m²)は 29\frac{2}{9}

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

部屋のかべの一部を、ペンキでぬり直しています。

ペンキ 23\frac{2}{3} dL で、かべを 59\frac{5}{9} m² ぬれました。このペンキ 1dL では、かべを何 m² ぬれますか?(分数で答えましょう)

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 3

1dL あたりにぬれる面積を求める式はどれですか?

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

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前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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