小学校・小5・数と計算

分母がちがう分数のたし算・ひき算の練習問題

通分してから、分母がちがう分数をたしひきできる。

考え方

12\frac{1}{2} 時間と 13\frac{1}{3} 時間を合わせるような、分母がちがう分数のたし算・ひき算ができるようになります。作業時間や材料の量を合計したり、残りを出したりするときに使います。

通分
分母のちがう分数を、大きさを変えずに同じ分母にそろえること。分母は2つの分母の最小公倍数にするのがふつう。

分数のたし算は、同じ大きさのピースの数を足す計算です。15+25\frac{1}{5} + \frac{2}{5} は「15\frac{1}{5} のピースが 1 + 2 = 3 個」なので 35\frac{3}{5}。分母が同じなら、分子どうしを足すだけです。

12\frac{1}{2} と 13\frac{1}{3} はピースの大きさがちがうので、そのままでは数えられません。そこで、どちらも 6 等分のピースに切り直します(通分)。12=36\frac{1}{2} = \frac{3}{6}、13=26\frac{1}{3} = \frac{2}{6} なので、合わせて 56\frac{5}{6} です(図)。

分母どうし・分子どうしを足して 25\frac{2}{5} とするのはまちがいです。25\frac{2}{5} は 12\frac{1}{2} より小さく、足したのに減るという、ありえない結果になります。

ひき算も同じで、通分してから分子どうしを引きます。最後に約分できるかを確かめ、できるだけ簡単な分数にして答えます。

同じ長さの3本の帯。1本目は2等分の1つ分(6等分の3つ分)、2本目は3等分の1つ分(6等分の2つ分)に色がついている。3本目は6等分の5つ分に色がついている。1/2 = 3/61/3 = 2/6合わせて 5/6
6 等分のピースにそろえると、36+26=56\frac{3}{6} + \frac{2}{6} = \frac{5}{6} と数えられます。

ポイント

分母が同じ: ac+bc=a+bc\dfrac{a}{c} + \dfrac{b}{c} = \dfrac{a + b}{c}(分母はそのまま、分子どうしを足す)

分母がちがう: 最小公倍数で通分してから計算する(12+13=36+26=56\dfrac{1}{2} + \dfrac{1}{3} = \dfrac{3}{6} + \dfrac{2}{6} = \dfrac{5}{6})

答えは約分して、できるだけ簡単な分数にする

解き方の手順

  1. 2つの分母の最小公倍数を求めます(これが通分した分母です)。
  2. それぞれの分数で、分母を何倍したかを調べ、分子も同じだけ倍にします。
  3. 分子どうしを足します(引きます)。分母はそのままです。
  4. 約分できるときは約分します。1 より大きいときは、帯分数で表すこともできます。

例

16+310\frac{1}{6} + \frac{3}{10} を計算しましょう。

  1. 6 と 10 の最小公倍数は 30
  2. 16=530\frac{1}{6} = \frac{5}{30}、310=930\frac{3}{10} = \frac{9}{30}
  3. 530+930=1430\frac{5}{30} + \frac{9}{30} = \frac{14}{30}
  4. 2 で約分して 1430=715\frac{14}{30} = \frac{7}{15}
  5. 答え: 715\frac{7}{15}

よくある間違い

練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。

  • 分母どうし・分子どうしを足す1/2 + 1/3 = 2/5 のように、分母と分子をそれぞれ足してしまう。分母がちがう分数は、そのまま足せません。まず通分して、同じ大きさのピースにそろえましょう。

見る

計算例

今日の午前中は、資料づくりとメール対応をしました。

問い資料づくりに 56\frac{5}{6} 時間、メール対応に 25\frac{2}{5} 時間かかりました。合わせて何時間ですか?(分数で答えましょう)

途中の式

  1. 分母がちがうので、6 と 5 の最小公倍数 30 にそろえます(通分)。
  2. 56+25=2530+1230=3730\frac{5}{6} + \frac{2}{5} = \frac{25}{30} + \frac{12}{30} = \frac{37}{30}
  3. 合わせて 3730\frac{37}{30} 時間(74分)です。帯分数なら 17301\frac{7}{30} 時間。

答え合わせた時間(時間)は 3730\frac{37}{30}

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

今日の午前中は、資料づくりとメール対応をしました。

資料づくりに 13\frac{1}{3} 時間、メール対応に 78\frac{7}{8} 時間かかりました。合わせて何時間ですか?(分数で答えましょう)

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 4

分母 3 と 8 を同じにします。3 と 8 の最小公倍数は?

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

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前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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