約分・通分の練習問題
分母と分子に同じ数をかけたりわったりして、等しい分数を作れる。
考え方
分数を約分してできるだけ簡単な形にしたり、通分して分母をそろえたりできるようになります。「45人中 18人」を「5分の2」と言いかえるような、報告や比較で使います。
- 約分
- 分母と分子を同じ数でわって、大きさを変えずに分母の小さい分数にすること。
- 通分
- 分母のちがう分数を、大きさを変えずに同じ分母の分数にそろえること。
と と は、ピースの切り方がちがうだけで、同じ大きさです(図)。分母と分子に同じ数をかけても、同じ数でわっても、分数の大きさは変わりません。
約分は「同じ数でわる」ほうです。 なら、24 と 36 の最大公約数 12 で分母と分子をわって になります。2 や 3 で何回かに分けてわっても、最後は同じ答えになります。
通分は「同じ数をかける」ほうです。 と を比べるときは、4 と 6 の最小公倍数 12 を分母にして と にします。分母を何倍かしたら、分子も同じだけ倍にします。
「全体の何分のいくつ」を分数で表すときは、全体を分母、部分を分子にします。答えは、これ以上約分できない形にしましょう。
ポイント
(分母と分子に同じ数をかけても、同じ数でわっても大きさは同じ)
約分: 分母と分子を、最大公約数でわる
通分: 分母を、2つの分母の最小公倍数にそろえる
解き方の手順
- 「全体の何分のいくつ」なら、全体を分母、部分を分子にして分数をつくります。
- 分母と分子の最大公約数を見つけます。
- 分母と分子を、その最大公約数でわります。
- まだ同じ数でわれないかを確かめます(われなければ完成です)。
例
参加者 45人のうち 18人が「満足」と答えました。満足と答えた人は、全体の何分のいくつですか?
- 全体を分母、部分を分子にして
- 18 と 45 の最大公約数は 9
- 答え:
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 約分できていない答えの分数がまだ約分できる。分母と分子を同じ数でわれないか確かめましょう。
見る
計算例
セミナーのあとのアンケートで、参加者25人のうち20人が「また参加したい」と答えました。
- 参加者(全体)
- 25人
- また参加したい
- 20人
問い「また参加したい」と答えた人は、参加者全体の何分のいくつですか? を約分して答えましょう。
途中の式
- 全体を分母、部分を分子にして
- 20 と 25 の最大公約数は 5
答え全体に対する割合(分数)は
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
セミナーのあとのアンケートで、参加者60人のうち24人が「また参加したい」と答えました。
「また参加したい」と答えた人は、参加者全体の何分のいくつですか? を約分して答えましょう。
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 3
「参加者全体の何分のいくつ」を分数で表すとき、分母にするのはどちらですか?
自分でやる
練習問題
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前後の単元
この単元の前に(前提)
- 小5倍数・約数練習問題あり
- 小4真分数・仮分数・帯分数練習問題あり
この単元を使う先
- 小5分母がちがう分数のたし算・ひき算練習問題あり
- 小6比(a:b)練習問題あり