小学校・小5・数と計算

約分・通分の練習問題

分母と分子に同じ数をかけたりわったりして、等しい分数を作れる。

考え方

分数を約分してできるだけ簡単な形にしたり、通分して分母をそろえたりできるようになります。「45人中 18人」を「5分の2」と言いかえるような、報告や比較で使います。

約分
分母と分子を同じ数でわって、大きさを変えずに分母の小さい分数にすること。
通分
分母のちがう分数を、大きさを変えずに同じ分母の分数にそろえること。

23\frac{2}{3} と 46\frac{4}{6} と 812\frac{8}{12} は、ピースの切り方がちがうだけで、同じ大きさです(図)。分母と分子に同じ数をかけても、同じ数でわっても、分数の大きさは変わりません。

約分は「同じ数でわる」ほうです。2436\frac{24}{36} なら、24 と 36 の最大公約数 12 で分母と分子をわって 23\frac{2}{3} になります。2 や 3 で何回かに分けてわっても、最後は同じ答えになります。

通分は「同じ数をかける」ほうです。14\frac{1}{4} と 16\frac{1}{6} を比べるときは、4 と 6 の最小公倍数 12 を分母にして 312\frac{3}{12} と 212\frac{2}{12} にします。分母を何倍かしたら、分子も同じだけ倍にします。

「全体の何分のいくつ」を分数で表すときは、全体を分母、部分を分子にします。答えは、これ以上約分できない形にしましょう。

同じ長さの3本の帯。3等分の2つ分、6等分の4つ分、12等分の8つ分に色がついていて、色のついた部分の長さはどれも同じ。2/34/68/12
3 等分の 2 つ分、6 等分の 4 つ分、12 等分の 8 つ分は、どれも同じ長さです。

ポイント

ab=a×cb×c=a÷cb÷c\dfrac{a}{b} = \dfrac{a \times c}{b \times c} = \dfrac{a \div c}{b \div c}(分母と分子に同じ数をかけても、同じ数でわっても大きさは同じ)

約分: 分母と分子を、最大公約数でわる

通分: 分母を、2つの分母の最小公倍数にそろえる

解き方の手順

  1. 「全体の何分のいくつ」なら、全体を分母、部分を分子にして分数をつくります。
  2. 分母と分子の最大公約数を見つけます。
  3. 分母と分子を、その最大公約数でわります。
  4. まだ同じ数でわれないかを確かめます(われなければ完成です)。

例

参加者 45人のうち 18人が「満足」と答えました。満足と答えた人は、全体の何分のいくつですか?

  1. 全体を分母、部分を分子にして 1845\frac{18}{45}
  2. 18 と 45 の最大公約数は 9
  3. 18÷945÷9=25\frac{18 \div 9}{45 \div 9} = \frac{2}{5}
  4. 答え: 25\frac{2}{5}

よくある間違い

練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。

  • 約分できていない答えの分数がまだ約分できる。分母と分子を同じ数でわれないか確かめましょう。

見る

計算例

セミナーのあとのアンケートで、参加者25人のうち20人が「また参加したい」と答えました。

参加者(全体)
25人
また参加したい
20人

問い「また参加したい」と答えた人は、参加者全体の何分のいくつですか? 2025\frac{20}{25} を約分して答えましょう。

途中の式

  1. 全体を分母、部分を分子にして 2025\frac{20}{25}
  2. 20 と 25 の最大公約数は 5
  3. 2025=20÷525÷5=45\frac{20}{25} = \frac{20 \div 5}{25 \div 5} = \frac{4}{5}

答え全体に対する割合(分数)は 45\frac{4}{5}

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

セミナーのあとのアンケートで、参加者60人のうち24人が「また参加したい」と答えました。

「また参加したい」と答えた人は、参加者全体の何分のいくつですか? 2460\frac{24}{60} を約分して答えましょう。

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 3

「参加者全体の何分のいくつ」を分数で表すとき、分母にするのはどちらですか?

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

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前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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