折れ線グラフの練習問題
変化の様子を折れ線グラフで読み取れる。
考え方
折れ線グラフから、値の大きさだけでなく「どこで増えたか・減ったか」という変化の様子を読み取れるようになります。売上や来店者数の推移、気温の変化など、時間とともに変わるデータを見るときの基本です。
- 折れ線グラフ
- 時間とともに変わる量を点で表し、点を順に線でつないだグラフ。
- かたむき
- 線の上がり下がりの急さ。急なほど変化が大きいことを表します。
折れ線グラフは、横軸に月や時刻などの時間、縦軸に量をとり、各時点の値を点で打って線でつなぎます。棒グラフは大小を比べるのに、折れ線グラフは変化の様子を見るのに向いています。
点の値を読むときは、先に縦軸の1目盛りの大きさを確かめます。いちばん高い点が最大、いちばん低い点が最小の値です。
線が右上がりなら増加、右下がりなら減少、水平なら変化なしです。かたむきが急なほど、変化が大きいことを表します。
「いちばん増えたのはどこか」と「いちばん多いのはどこか」は別の質問です。増え方は、となり合う点の差(後 − 前)で比べます。値がいちばん大きい月の直前が、いちばん増えたところとは限りません。
ポイント
増え方(減り方)= 後の値 − 前の値
右上がり = 増加、右下がり = 減少、かたむきが急なほど変化が大きい
差 = いちばん大きい値 − いちばん小さい値
解き方の手順
- 縦軸の1目盛りの大きさを確かめる。
- 聞かれているのが「値の大きさ」か「増え方・減り方」かを確かめる。
- 値なら点の高さを読み、増え方なら、となり合う点の差を順に計算する。
- いちばん大きい(小さい)ものを選んで答える。
例
ある店の来店者数が、1月 80人、2月 95人、3月 130人、4月 140人 でした。前の月からいちばん増えたのは、どの月からどの月ですか?
- となり合う月の差を求めます。1月→2月: (人増)
- 2月→3月: (人増)、3月→4月: (人増)
- いちばん増えたのは 2月から3月(35人増)です。来店者数がいちばん多い4月の直前ではありません。
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 値の大きさと増え方の取り違え「いちばん増えたところ」を聞かれて「いちばん値が大きいところ」を選ぶなど、値そのものの大きさと変わり方(増え方・減り方)を取り違える。聞かれているのは値の大きさですか、増え方ですか? 増え方は、となりどうしの差(線のかたむき)で比べます。
見る
計算例
サポート窓口の、月ごとの問い合わせ件数を折れ線グラフにしました(図)。
問い前の月からの増え方がいちばん大きいのは、どの月からどの月ですか?
- 14月→5月
- 25月→6月正解
- 36月→7月
- 47月→8月
- 58月→9月
途中の式
- 前の月からの増え方は「その月の件数 − 前の月の件数」です。折れ線グラフでは、線のかたむきで表されます。
- 4月→5月: 30件減、5月→6月: 30件増、6月→7月: 10件増、7月→8月: 20件増、8月→9月: 10件減
- いちばん増えたのは 5月→6月(30件増)です。件数がいちばん多い8月の直前(20件増)ではないことに注意しましょう。
答えいちばん増えた期間は 2. 5月→6月
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
サポート窓口の、月ごとの問い合わせ件数を折れ線グラフにしました(図)。
前の月からの増え方がいちばん大きいのは、どの月からどの月ですか?
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 3
折れ線グラフで、増え方が大きいところは、線がどうなっていますか?
自分でやる
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- 小3表と棒グラフ練習問題あり
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- 小5帯グラフ・円グラフ練習問題あり
- 小6データの調べ方(代表値・ヒストグラム)練習問題あり
- 実務移動平均と前年同月比練習問題あり