実務・企画・データ分析・IT

移動平均と前年同月比の練習問題

移動平均で季節の波をならし、季節のある数字を前年同月比で比べられる。

この単元を使う職種:

考え方

年末や夏など季節で上下する数字は、前月と比べると季節の波を実力の変化と見誤りがちです。

移動平均で波をならして流れを見て、前年の同じ月と比べると、季節の影響をそろえて比べられます。

ポイント

3か月移動平均 =(その月 + 前月 + 前々月)÷ 3

前年同月比 = 今年のその月 ÷ 前年の同じ月

図で確かめる

表とグラフ: 売上を変えると、増減率・平均・グラフが一緒に変わります
項目売上(円)前の行からの増減率
10月—
11月+7.1%
12月+60.0%
1月−45.8%
2月−7.7%
3月+50.0%
平均4,800,000円
10月: 4,200,000円10月11月: 4,500,000円11月12月: 7,200,000円12月1月: 3,900,000円1月2月: 3,600,000円2月3月: 5,400,000円5,400,000円3月平均 4,800,000円

前の月からの増減率は、季節によって大きく上下します。3か月ずつ平均すると、この波がならされることを確かめてみましょう。

よくある間違い

練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。

  • 季節のある数字を前月と比べる年末や夏など季節で上下する売上を前月と比べ、毎年くり返す季節の波を実力の伸び・落ち込みと判断する。季節で上下する数字は、前月ではなく前年の同じ月と比べると、季節の影響をそろえて比べられます。

見る

計算例

ネットショップの月別売上は、セールやイベントのある月だけ大きく上下します。そこで、3か月移動平均(その月を含む直近3か月の平均)でならしてグラフにしています。11月の3か月移動平均は6,500,000円でした。

7月から12月までの月別売上の折れ線グラフ。月によって大きく上下している。020040060080010007月8月9月10月11月12月(万円)
7月の売上
4,900,000円
8月の売上
4,800,000円
9月の売上
5,800,000円
10月の売上
4,800,000円
11月の売上
8,900,000円
12月の売上
7,600,000円
11月の3か月移動平均
6,500,000円

問い12月の3か月移動平均(10月〜12月の売上の平均)はいくらですか?

途中の式

  1. 12月の3か月移動平均は、10月・11月・12月の3か月の平均です。
  2. 合計: 4,800,000 + 8,900,000 + 7,600,000 = 21,300,000円
  3. 平均: 21,300,000 ÷ 3 = 7,100,000円
  4. Excel なら =AVERAGE(直近3か月の範囲) を1行ずつずらしてコピーします。

答え12月の3か月移動平均は 7,100,000円

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

ネットショップの月別売上は、セールやイベントのある月だけ大きく上下します。そこで、3か月移動平均(その月を含む直近3か月の平均)でならしてグラフにしています。8月の3か月移動平均は9,400,000円でした。

4月から9月までの月別売上の折れ線グラフ。月によって大きく上下している。0500100015004月5月6月7月8月9月(万円)

9月の3か月移動平均(7月〜9月の売上の平均)はいくらですか?

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 3

8月の3か月移動平均 9,400,000円 は、どの月の売上の平均ですか?

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

問題を準備しています…

学び直しマップ

前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

学び直しマップで、この単元のまわりを見る