実務・製造・品質管理

タクトタイムと必要人員の練習問題

稼働時間と必要生産数からタクトタイムを求め、作業時間から必要な人員・設備を見積もれる。

この単元を使う職種:

考え方

タクトタイムは「何秒に1個のペースでつくれば、必要な数に間に合うか」です。休憩など生産しない時間は稼働時間に含めません。

どこかの工程の作業時間がタクトタイムを超えると、そこで流れが止まります(ボトルネック)。

ポイント

タクトタイム = 稼働時間 ÷ 必要生産数

必要人数 = 1個あたりの総作業時間 ÷ タクトタイム(端数は切り上げ)

図で確かめる

表とグラフ: 作業時間(秒)を変えると、増減率・平均・グラフが一緒に変わります
項目作業時間(秒)前の行からの増減率
工程A 部品取付—
工程B ねじ締め+11.5%
工程C 配線+13.8%
工程D 検査−31.8%
平均55.25
工程A 部品取付: 52工程A 部品取付工程B ねじ締め: 58工程B ねじ締め工程C 配線: 66工程C 配線工程D 検査: 4545工程D 検査平均 55.25

タクトタイムが60秒のとき、60秒を超えている工程はどこでしょう? 値を変えて作業の配分を考えてみましょう。

よくある間違い

練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。

  • 休憩を含めた時間でタクトタイムを出す就業時間から休憩・朝礼など生産しない時間を引かずに、タクトタイムを計算する。タクトタイムは「実際に生産できる時間 ÷ 必要生産数」です。休憩など生産しない時間は先に引きましょう。

見る

計算例

組立ラインの就業時間は1日8時間(480分)で、そのうち休憩と朝礼の60分は生産しません。この製品は1日に630台つくる必要があります。

就業時間(1日)
480分
休憩・朝礼
60分
必要生産数(1日)
630台

問いタクトタイム(何秒に1台のペースでつくればよいか)は何秒ですか?

途中の式

  1. タクトタイム = 稼働時間 ÷ 必要生産数
  2. 稼働時間 = 480 − 60 = 420分 = 25,200秒
  3. 25,200 ÷ 630 = 40秒

答えタクトタイムは 40秒

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

組立ラインの就業時間は1日9時間(540分)で、そのうち休憩と朝礼の60分は生産しません。この製品は1日に400台つくる必要があります。

タクトタイム(何秒に1台のペースでつくればよいか)は何秒ですか?

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 3

実際に生産できる時間(稼働時間)は1日何分ですか?

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

問題を準備しています…

学び直しマップ

前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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