ポイントと%の違いの練習問題
率どうしの差(ポイント)と、率そのものの増減率(%)を区別して使える。
考え方
率と率の差は「ポイント」で表します。利益率が 10% から 12% になったら「2ポイント改善」です。
「20% 改善」と書くと、利益率そのものが 1.2 倍になったという意味です。報告書ではどちらの意味かを書き分けましょう。
ポイント
ポイント差 = 新しい率 − 前の率(10% → 12% は「2ポイント上昇」)
率の増減率 = (新しい率 − 前の率) ÷ 前の率(10% → 12% は「20% 上昇」)
図で確かめる
| 項目 | 利益率(%) | 前の行からの増減率 |
|---|---|---|
| 前年の利益率 | — | |
| 今年の利益率 | +20.0% | |
| 平均 | 11 |
表の増減率は +20% ですが、率の差は 2ポイントです。今年の値を変えて、ポイント差と増減率の違いを見てみましょう。
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- ポイントと%(増減率)の混同率どうしの差(ポイント)と、率そのものの増減率(%)を混同する。利益率 10% → 12% は「2ポイント上昇」で、「20% 上昇(1.2倍)」とは意味が違う。率と率の差は「ポイント」、率がもとの率から何%変わったかは「%(増減率)」です。どちらを聞かれているか確かめましょう。
見る
計算例
月次の経営会議の資料を作っています。営業利益率は、前年同月が 15%、今月が 18% でした。
- 営業利益率(前年同月)
- 15%
- 営業利益率(今月)
- 18%
問い営業利益率は、前年同月から何ポイント上がりましたか?(数字で答えてください)
途中の式
- 率と率の差は「ポイント」で表します。
- 18 − 15 = 3ポイント
- 「20%上がった」と書くと、利益率そのものが 1.2 倍になったという別の言い方になります。
答え上がった幅は 3ポイント
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。
月次の経営会議の資料を作っています。営業利益率は、前年同月が 4%、今月が 5% でした。
営業利益率は、前年同月から何ポイント上がりましたか?(数字で答えてください)
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 2
今月の率から前年同月の率を引くと?(5 − 4)
自分でやる
練習問題
数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。
問題を準備しています…
学び直しマップ
前後の単元
分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。
この単元の前に(前提)
- 実務増減率練習問題あり
- 小5百分率と小数の変換練習問題あり
この単元を使う先
- 実務A/Bテストの読み方練習問題あり