三角関数と弧度法の練習問題
弧度法で一般角を扱い、三角関数のグラフと周期が分かる。
考え方
角度を「ラジアン」で表す弧度法を使い、扇形の弧の長さや面積を簡単な式で計算できるようになります。弧度法は、波(音・電気・振動)を表す三角関数のグラフや、微分・積分の前提になります。
- 弧度法(ラジアン)
- 半径と同じ長さの弧に対する中心角を 1 ラジアンとする角の表し方です。 ラジアンです。
- 一般角
- 360° をこえる角や、時計回りに測った負の角も含めた角です。
- 周期
- グラフが同じ形をくり返す間隔です。 の周期は です。
半径 r の円で、弧の長さが半径と同じ r になるときの中心角を 1 ラジアンと決めます。半円の弧の長さは で半径の π 倍なので、 ラジアンです。1 ラジアンは約 57.3° です。
度をラジアンに直すには をかけます。、、 です。ふつう「ラジアン」という単位は省略して書きます。
弧度法を使うと、半径 r、中心角 θ の扇形の弧の長さは 、面積は とすっきり書けます。この θ には必ずラジアンを入れます。度のまま入れると、答えが大きくずれます。
単位円上の点の座標 は、θ を 360° 以上や負の角に広げても決められます。θ が 増えると同じ点に戻るので、 のグラフは ごとに同じ波の形をくり返します(周期 )。
ポイント
(ラジアン)。度 × = ラジアン
扇形の弧の長さ 、面積 (θ はラジアン)
、(n は整数)
、 の周期は 、 の周期は
解き方の手順
- 中心角を度からラジアンに直します。度 × を計算して約分します。
- 弧の長さなら 、面積なら に代入します。
- π は文字のまま残し、係数を約分して「」「」のように答えます。
例
半径 9 m、中心角 40° の扇形の弧の長さは何 m ですか? π を使って答えてください。
- 答え: m(約 6.28 m)
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 度と弧度法の混同π/6 と 30° など、度数法と弧度法を混ぜて計算する。180° = π ラジアンです。どちらの単位で計算しているかをそろえましょう。
見る
計算例
半径6 m の円形の花壇のうち、中心角 300° の扇形の部分の縁(弧)に沿ってロープを張ります。
- 半径
- 6m
- 中心角
- 300°
問い必要なロープの長さ(弧の長さ)は何 m ですか? π を使って答えてください。
途中の式
- 中心角を弧度法に直す:
- 弧の長さ (m)
答え弧の長さ(m)は
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
半径2 m の円形の花壇のうち、中心角 240° の扇形の部分の縁(弧)に沿ってロープを張ります。
必要なロープの長さ(弧の長さ)は何 m ですか? π を使って答えてください。
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 2
を弧度法(ラジアン)で表すと?
自分でやる
練習問題
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前後の単元
この単元の前に(前提)
- 数学I三角比練習問題あり
この単元を使う先
- 数学II加法定理と三角関数の合成練習問題あり
- 数学III関数の極限と連続性練習問題あり