垂直・平行と四角形の練習問題
垂直・平行が分かり、台形・平行四辺形・ひし形の特徴が分かる。
考え方
垂直・平行の意味がわかり、台形・平行四辺形・ひし形の特徴を使って角を求められるようになります。図面・地図・駐車場の区画・家具の配置など、まっすぐな線が並ぶ場面で使います。
- 垂直
- 2本の直線が直角(90°)に交わること。
- 平行
- 2本の直線が、どこまでのばしても交わらないこと。1本の直線に垂直な2本の直線は平行です。
- 台形・平行四辺形・ひし形
- 向かい合う辺の1組が平行な四角形が台形、2組とも平行なのが平行四辺形、4つの辺の長さがすべて等しいのがひし形。
2本の直線が直角に交わるとき「垂直」、どこまでのばしても交わらないとき「平行」といいます。平行な2本の直線の間の幅はどこでも同じで、線路のレールのような関係です。
方眼の上では、直線の向きを「右に何マス進むと、上に何マス進むか」で表せます。右に2マス・上に1マスの直線と平行なのは、同じ向きの直線です。垂直なのは、向きを直角に回した「右に1マス・下に2マス」の直線です。
四角形は、平行な辺の組で分類します。1組が平行なら台形、2組とも平行なら平行四辺形です。4つの辺の長さがすべて等しい四角形はひし形で、ひし形も2組の辺が平行です。
平行四辺形では、向かい合う角の大きさは等しく、となり合う角を合わせると 180° です。角Aが 70° なら、向かいの角Cも 70°、となりの角Bと角Dは です。
ポイント
垂直 = 直角(90°)に交わる、平行 = どこまでのばしても交わらない
方眼で「右に a マス・上に b マス」の直線に、平行 → 同じ向き、垂直 → 「右に b マス・下に a マス」
平行四辺形: 向かい合う角は等しく、となり合う角の和は
台形 = 1組の辺が平行、平行四辺形 = 2組の辺が平行、ひし形 = 4つの辺がすべて等しい
解き方の手順
- 聞かれているのが「平行」か「垂直」かを確かめる。
- 方眼なら、それぞれの直線が「右に何マス・上(下)に何マス」進むかを数える。
- 同じ向きなら平行、マスの数を入れかえて上下を逆にした向きなら垂直と判断する。
- 平行四辺形の角は、向かい合う角なら同じ大きさ、となり合う角なら 180° から引いて求める。
例
平行四辺形 ABCD で、角A が 65° です。角B は何度ですか?
- 角B は角A ととなり合う角です。
- となり合う角を合わせると なので、角B =
- (角A と向かい合う角C は、角A と同じ です)
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 平行と垂直の取り違えどこまでのばしても交わらない「平行」と、直角に交わる「垂直」を取り違える。平行は「どこまでのばしても交わらない」、垂直は「直角に交わる」関係です。聞かれているのはどちらか確かめましょう。
見る
計算例
駐車場の区画が、ななめの白線で平行四辺形に区切られています(図)。区画 ABCD の角Aは 75° です。
- 角A
- 75°
問い角Cは何度ですか?
途中の式
- 平行四辺形は、向かい合った2組の辺がそれぞれ平行な四角形です。
- 向かい合った角の大きさは等しく、となり合った角を合わせると 180° です(平行な2本の直線に、1本の直線が等しい角度で交わるため)。
- 角Cは角Aと向かい合っているので、角C = 角A =
答え角Cは 75°
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
駐車場の区画が、ななめの白線で平行四辺形に区切られています(図)。区画 ABCD の角Aは 55° です。
角Cは何度ですか?
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 3
平行四辺形で、向かい合った角の大きさはどうなっていますか?
自分でやる
練習問題
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前後の単元
この単元の前に(前提)
- 小4角の大きさ練習問題あり
この単元を使う先
- 小4直方体と立方体練習問題あり
- 小5三角形・四角形の面積練習問題あり