値引きと利益の練習問題
値引きで粗利がどれだけ減るか、値引き後に同じ粗利を得るには何個売ればよいかを計算できる。
考え方
値引きしても原価は変わらないので、値引額はそのまま粗利から減ります。
粗利率40%の商品を10%値引きすると、1個あたりの粗利は定価の4割から3割へ、つまり4分の1(25%)も減ります。取り戻すには3割以上多く売る必要があります。
ポイント
値引き後の粗利 = 値引き後の売価 − 原価
同じ粗利に必要な数量 = 今の粗利の合計 ÷ 値引き後の1個あたりの粗利
図で確かめる
全体を10等分しています。1ブロックは 1,000円(全体の 10%)です。 ブロックを押すと選べます。
選んだブロック: 0 / 10 = 0% → 0円
10,000 × 0/10 = 0 (全体 × 割合 = 部分)
定価10,000円を10ブロックに分けると、粗利は4ブロック分です。10%値引きで1ブロック減ると、粗利は3ブロックに減ります。
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 粗利も値引率と同じだけ減ると考える10% 値引きしても粗利は 10% 減るだけ、10% 多く売れば取り戻せる、と考えてしまう。実際は値引額がそのまま粗利から減るので、粗利はもっと大きな割合で減る。値引額は、そのまま粗利から減ります。粗利の減り方は値引率より大きくなるので、値引き後の1個あたりの粗利を出し直して考えましょう。
- 値引き後も粗利率が変わらないと考える値引きしても粗利率は同じままと考え、売上を元の水準に戻せば粗利も戻ると考えてしまう。実際は原価が変わらないので、値引き後の粗利率は下がる。値引きしても原価は変わらないので、粗利率は下がります。売上を元に戻すだけでは粗利は戻りません。値引き後の1個あたりの粗利から考えましょう。
見る
計算例
定価20,000円、仕入れ原価12,000円の商品があります。大口の取引先から5%の値引きを求められています。
- 定価
- 20,000円
- 原価
- 12,000円
- 値引率
- 5%
問い値引きに応じると、1個あたりの粗利は値引き前と比べて何%減りますか?
途中の式
- 値引き前の粗利: 20,000 − 12,000 = 8,000円
- 値引額: 20,000 × 0.05 = 1,000円(原価は変わらないので、粗利がそのまま減る)
- 値引き後の粗利: 8,000 − 1,000 = 7,000円
- 減少率: 1,000 ÷ 8,000 = 0.125 → 12.5%減
答え粗利の減少率は 12.5%
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。
定価3,000円、仕入れ原価2,400円の商品があります。大口の取引先から5%の値引きを求められています。
値引きに応じると、1個あたりの粗利は値引き前と比べて何%減りますか?
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 4
値引き前の1個あたりの粗利は?
自分でやる
練習問題
数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。
問題を準備しています…
学び直しマップ
前後の単元
分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。