実務・製造・品質管理

不良率(%・ppm)の練習問題

検査数と不良数から不良率を%・ppm(100万分率)で表し、良品数を見積もれる。

この単元を使う職種:

考え方

ppm は「100万個あたり何個か」を表す単位です。0.05% のような小さな不良率を、500 ppm のように整数で言えるので製造の現場でよく使います。

%と ppm を行き来するときは「1% = 10,000 ppm」を基準にすると、桁を間違えにくくなります。

ポイント

不良率 = 不良数 ÷ 検査数

ppm = 不良率(小数)× 1,000,000(1% = 10,000 ppm)

良品数 = 生産数 × (1 − 不良率)

図で確かめる

表とグラフ: ppm(100万個あたりの不良数)を変えると、増減率・平均・グラフが一緒に変わります
項目ppm(100万個あたりの不良数)前の行からの増減率
1%—
0.1%−90.0%
0.01%−90.0%
0.001%−90.0%
平均2,777.5
1%: 10,0001%0.1%: 1,0000.1%0.01%: 1000.01%0.001%: 10100.001%平均 2,777.5

%の桁が1つ下がるごとに、ppm も 1/10 になります。1% = 10,000 ppm を基準に確かめましょう。

よくある間違い

練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。

  • ppm の桁の取り違え不良率を ppm(100万分率)に直すときに、1万倍で止める・%の数値をそのまま答えるなど、掛ける桁を取り違える。ppm は「100万個あたり何個か」です。不良率を小数で出してから 1,000,000 を掛けます(1% = 10,000 ppm)。

見る

計算例

出荷検査で、今月は100,000個を検査し、不良が23個見つかりました。取引先への品質月報では、不良率を ppm(百万個あたりの不良数)で書きます。

検査数
100,000個
不良数
23個

問い今月の不良率は何 ppm ですか?

途中の式

  1. 不良率 = 不良数 ÷ 検査数
  2. 23 ÷ 100,000 = 0.00023(%にすると 0.023%)
  3. ppm は100万個あたりの数なので、小数の不良率に 1,000,000 を掛けます
  4. 0.00023 × 1,000,000 = 230 ppm
  5. (別解)100万個は検査数の10倍なので、23 × 10 = 230 ppm

答え不良率は 230ppm

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

出荷検査で、今月は250,000個を検査し、不良が25個見つかりました。取引先への品質月報では、不良率を ppm(百万個あたりの不良数)で書きます。

今月の不良率は何 ppm ですか?

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 3

不良率を求める式はどれですか?

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

問題を準備しています…

実務で使う

Excel風の表で、式を書く

実際の仕事に近い「品質日報(不良率と ppm)」で、式を入力して計算します。

Excel風品質日報(不良率と ppm)

成形ラインの品質日報です。今日(金曜日)の不良率と、今週の合計の不良率を記入します。取引先への報告は ppm(100万個あたりの不良数)で行います。

  • D6・E6 に今日の不良率(%の数値)と ppm を、D7・E7 に今週合計の不良率(%の数値)と ppm を求める式を入れてください。
  • D 列は%の数値で書きます(0.05% なら 0.05)。今週の不良率は、日ごとの不良率の平均ではありません。

色のついたセルに入力します。式は「=」から始めます(例: =B2-B3)。「×」「÷」も使えます。Enter で次のセルへ移動します。表は横にスクロールできます。

品質日報(不良率と ppm)
行番号ABCDE
1
日付
検査数(個)
不良数(個)
不良率(%)
不良率(ppm)
2
10/6(月)
12,000
6
0.05
500
3
10/7(火)
15,000
3
0.02
200
4
10/8(水)
10,000
8
0.08
800
5
10/9(木)
8,000
4
0.05
500
6
10/10(金)
15,000
9
7
今週合計
60,000
30

学び直しマップ

前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

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