顧客生涯価値(LTV)の練習問題
平均単価・購入回数・継続期間(解約率)から LTV を求め、かけてよい獲得費用を考えられる。
この単元を使う職種:
考え方
LTV(顧客生涯価値)は、1人の顧客が取引を続けるあいだにもたらす粗利の合計です。
毎月の解約率が5%なら、平均して 1 ÷ 0.05 = 20か月続きます。獲得にかける費用(CPA)は、粗利ベースの LTV を超えないようにします。
ポイント
LTV(粗利)= 月の平均単価 × 粗利率 ÷ 解約率
LTV(粗利)= 1回の購入額 × 年間購入回数 × 継続年数 × 粗利率
図で確かめる
全体を20等分しています。1ブロックは 1,800円(全体の 5%)です。 ブロックを押すと選べます。
選んだブロック: 0 / 20 = 0% → 0円
36,000 × 0/20 = 0 (全体 × 割合 = 部分)
月額3,000円 × 粗利率60% = 1か月の粗利1,800円(1ブロック)。平均20か月続くと、20ブロックで LTV 36,000円です。
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- LTV を売上のまま使うかけてよい獲得費用を考えるときに、粗利率を掛けずに売上ベースの LTV を使ってしまう。広告費などの獲得費用は、売上ではなく粗利から支払います。LTV に粗利率を掛けて、粗利ベースで考えましょう。
- 継続期間の扱いの誤りLTV で継続期間を掛け忘れる、解約率から平均継続期間を出すときに解約率をそのまま掛ける、など期間の扱いを誤る。LTV は「1か月(1年)あたりの粗利 × 続く期間」です。解約率から出す平均継続期間は「1 ÷ 解約率」です。期間を正しく掛けたか確かめましょう。
見る
計算例
月額1,000円のオンラインサービスを運営しています。粗利率は50%、毎月の解約率は2%です。
- 月額(平均単価)
- 1,000円
- 粗利率
- 50%
- 月の解約率
- 2%
問い粗利ベースの LTV(顧客1人が解約するまでにもたらす粗利の合計)はいくらですか?
途中の式
- LTV(粗利)= 1か月の粗利 × 平均継続期間 = 平均単価 × 粗利率 ÷ 解約率
- 1か月の粗利: 1,000 × 0.5 = 500円
- 平均継続期間: 1 ÷ 0.02 = 50か月
- LTV: 500 × 50 = 25,000円
答えLTV(粗利)は 25,000円
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。
月額8,000円のオンラインサービスを運営しています。粗利率は60%、毎月の解約率は4%です。
粗利ベースの LTV(顧客1人が解約するまでにもたらす粗利の合計)はいくらですか?
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 3
1人あたり1か月の粗利はいくら?
自分でやる
練習問題
数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。
問題を準備しています…
学び直しマップ
前後の単元
分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。