中学校・中2・図形

二等辺三角形・平行四辺形の性質の練習問題

二等辺三角形・平行四辺形の性質と条件を証明に使える。

考え方

二等辺三角形と平行四辺形の性質を使って、角の大きさを求めたり、その理由を説明したりできるようになります。ひし形の模様や棚の補強材など、身の回りの形の角度を確かめるときに使います。

二等辺三角形
2つの辺が等しい三角形。等しい2辺の間の角を頂角、残りの2つの角を底角といいます。
平行四辺形
2組の向かい合う辺が、それぞれ平行な四角形。
定理
証明によって正しいと確かめられた、大切な性質。

二等辺三角形の2つの底角は等しくなります。逆に、2つの角が等しい三角形は二等辺三角形です。

平行四辺形には「2組の向かい合う辺はそれぞれ等しい」「2組の向かい合う角はそれぞれ等しい」「対角線はそれぞれの中点で交わる」という性質があります。

平行四辺形 ABCD では AD∥BCAD \parallel BC なので、となり合う角 ∠A\angle A と ∠B\angle B を足すと 180° になります。平行線に直線 AB が交わってできる、内側の2つの角だからです。

角の二等分線と平行線が組み合わさると、錯角によって等しい角が生まれ、二等辺三角形ができることがよくあります。図では ∠ABE=∠EBC=∠AEB\angle ABE = \angle EBC = \angle AEB となり、AB=AEAB = AE がいえます。

平行四辺形 ABCD。∠A は 110°。頂点 B から辺 AD 上の点 E へ、∠B を2等分する線分 BE が引かれ、∠AEB に「?」の印がある。110°?ADEBC
平行四辺形 ABCD(∠A=110∘\angle A = 110^\circ)と、∠B\angle B の二等分線 BE。AD∥BCAD \parallel BC なので、∠AEB\angle AEB と ∠EBC\angle EBC は錯角で等しくなります。

ポイント

二等辺三角形の2つの底角は等しい(2つの角が等しい三角形は二等辺三角形)

平行四辺形: 向かい合う辺・向かい合う角はそれぞれ等しく、対角線はそれぞれの中点で交わる

平行四辺形のとなり合う角の和 =180∘= 180^\circ

平行線の錯角は等しい

解き方の手順

  1. 分かっている角を図に書き込みます。
  2. となり合う角の和が 180° であることや、向かい合う角が等しいことを使って、ほかの角を求めます。
  3. 二等分線があれば、その角を半分にします。
  4. 平行な辺(AD∥BCAD \parallel BC など)に注目し、錯角が等しいことを使って、求めたい角に移します。

例

平行四辺形 ABCD で ∠A=110∘\angle A = 110^\circ です。∠B\angle B の二等分線と辺 AD の交点を E とするとき、∠AEB\angle AEB は何度ですか?

  1. となり合う角の和は 180∘180^\circ なので ∠ABC=180∘−110∘=70∘\angle ABC = 180^\circ - 110^\circ = 70^\circ
  2. BE は二等分線なので ∠EBC=70∘÷2=35∘\angle EBC = 70^\circ \div 2 = 35^\circ
  3. AD∥BCAD \parallel BC より、錯角は等しいので ∠AEB=∠EBC=35∘\angle AEB = \angle EBC = 35^\circ
  4. 答え: 35∘35^\circ(△ABE は AB=AEAB = AE の二等辺三角形になります)

見る

計算例

平行四辺形 ABCD で、∠A=108∘\angle A = 108^\circ です。∠B\angle B の二等分線と辺 AD の交点を E とします。

平行四辺形 ABCD。∠A は 108°。頂点 B から辺 AD 上の点 E へ、∠B を2等分する線分 BE がひかれている。108°ABCDE
∠A
108°

問い∠AEB\angle AEB は何度ですか?

途中の式

  1. 平行四辺形のとなり合う角の和は 180∘180^\circ なので ∠ABC=180∘−108∘=72∘\angle ABC = 180^\circ - 108^\circ = 72^\circ
  2. BE は ∠B\angle B の二等分線なので ∠EBC=72∘÷2=36∘\angle EBC = 72^\circ \div 2 = 36^\circ
  3. AD∥BCAD \parallel BC より錯角は等しいので ∠AEB=∠EBC=36∘\angle AEB = \angle EBC = 36^\circ
  4. (△ABE は ∠ABE = ∠AEB の二等辺三角形になり、AB = AE がいえます)

答え∠AEB(度)は 3636

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

平行四辺形 ABCD で、∠A=54∘\angle A = 54^\circ です。∠B\angle B の二等分線と辺 AD の交点を E とします。

平行四辺形 ABCD。∠A は 54°。頂点 B から辺 AD 上の点 E へ、∠B を2等分する線分 BE がひかれている。54°ABCDE

∠AEB\angle AEB は何度ですか?

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 3

∠ABC\angle ABC は何度ですか?

分数は 3/4、ルートは √3(または sqrt(3))、累乗は 2^3、円周率は π と入力できます。

読み取り:(入力すると、ここに数式で表示されます)

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

問題を準備しています…

学び直しマップ

前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

学び直しマップで、この単元のまわりを見る