中学校・中1・数と計算

正負の数のたし算・ひき算の練習問題

符号に気をつけて、正負の数の加法・減法ができる。

考え方

プラスとマイナスが混じった数のたし算・ひき算ができるようになります。赤字から黒字への改善幅や、気温・残高の変化を正しく計算できます。

加法・減法
たし算・ひき算のこと。答えをそれぞれ和・差といいます。
増えた量(変化)
(あとの値)−(前の値)。減ったときは負の数になります。

正負の数のたし算は、数直線上の移動と考えます。正の数を足すと右へ、負の数を足すと左へ進みます。−3+5-3 + 5 は、−3-3 から右へ 5 進んで 22 です。

符号が同じ2つの数の和は、絶対値を足して共通の符号を付けます((−3)+(−4)=−7(-3) + (-4) = -7)。符号が違うときは、絶対値の大きい方から小さい方を引き、絶対値の大きい方の符号を付けます((−8)+5=−3(-8) + 5 = -3)。

ひき算は「引く数の符号を変えて足す」と考えます。5−(−3)=5+3=85 - (-3) = 5 + 3 = 8 です。3万円の借金(−3-3)がなくなると、手元は3万円増えたのと同じ、と考えると納得できます。

「どれだけ増えたか」は(あとの値)−(前の値)です。前の値が負の数のときは、かっこを付けて引き、符号を変えて足します。

−20 から 0 までの数直線。−18 と −5 に点があり、その間が太い線で示されている。-20-15-10-50
−18-18 から −5-5 までは、右へ 13 進んでいます。−5−(−18)=13-5 - (-18) = 13 です。

ポイント

a−(−b)=a+ba - (-b) = a + b(負の数を引く = 正の数を足す)

同じ符号の和: 絶対値の和に共通の符号((−3)+(−4)=−7(-3) + (-4) = -7)

違う符号の和: 絶対値の差に、絶対値の大きい方の符号((−8)+5=−3(-8) + 5 = -3)

増えた量 =(あとの値)−(前の値)

解き方の手順

  1. 「何から何を引くか」を決めて式にします。増えた量なら(あと)−(前)で、負の数にはかっこを付けます。
  2. ひき算を、符号を変えたたし算に直します(−(−7)-(-7) は +7+7)。
  3. 符号が同じなら絶対値を足し、違うなら絶対値の大きい方から小さい方を引きます。
  4. 答えに符号を付け、増えたのか減ったのかを確かめます。

例

冷凍庫の温度が −18-18℃ から −5-5℃ に変わりました。温度は何℃ 上がりましたか?

  1. 上がった量 =(あとの温度)−(前の温度)
  2. −5−(−18)=−5+18=13-5 - (-18) = -5 + 18 = 13
  3. 答え: 13℃ 上がった

よくある間違い

練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。

  • 負の数を引くときの符号3 − (−2) を 1 とするなど、負の数を引くと足すことになるのを忘れる。負の数を引くことは、正の数を足すことと同じです。

見る

計算例

ある店舗の営業利益は、先月が -9 万円(赤字)、今月が 5 万円(黒字)でした。

先月の営業利益
-9万円
今月の営業利益
5万円

問い今月の営業利益は、先月より何万円増えましたか?(減った場合は負の数で答えます)

途中の式

  1. 増えた量 = 今月 − 先月
  2. 5−(−9)=5+9=145 - (-9) = 5 + 9 = 14
  3. 今月は先月より 14 万円増えました。

答え先月からの増加(万円)は 1414

一緒にやる

小さく分けて、一緒に解く

1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。

ある店舗の営業利益は、先月が -7 万円(赤字)、今月が 12 万円(黒字)でした。

今月の営業利益は、先月より何万円増えましたか?(減った場合は負の数で答えます)

小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。

ステップ 1 / 2

増えた量は 12−(−7)12 - (-7) で求めます。「−(−7)-(-7)」は、いくつを足すことと同じですか?

分数は 3/4、ルートは √3(または sqrt(3))、累乗は 2^3、円周率は π と入力できます。

読み取り:(入力すると、ここに数式で表示されます)

自分でやる

練習問題

数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。

問題を準備しています…

学び直しマップ

前後の単元

分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。

学び直しマップで、この単元のまわりを見る