空間ベクトルの練習問題
空間の座標とベクトルを扱い、内積で角度や垂直を調べられる。
考え方
縦・横・高さの3つの座標で位置を表し、空間の2点間の距離や、ベクトルのなす角・垂直を調べられるようになります。ドローンの飛行経路、建物や部品の設計、3D グラフィックスで使う考え方です。
- 空間の座標 (x, y, z)
- 平面の x 座標・y 座標に、高さを表す z 座標を加えた3つの数で、点の位置を表します。
- 点 A から点 B へ向かうベクトルです。成分は「B の座標 − A の座標」です。
空間では、平面の x 軸・y 軸に、高さを表す z 軸を加えた3つの数 (x, y, z) で位置を表します。ベクトルも3つの成分 になりますが、計算のきまりは平面のときと同じです。
点 A から点 B へのベクトルは、「B の座標 − A の座標」で求めます。例えば 、 なら です。
長さは三平方の定理を2回使って求めます。床の上の対角線の長さの2乗が 、それと高さ 2 で直角三角形を作ると です(下の図)。まとめると で、成分の絶対値をそのまま足すのではありません。
内積も成分が1つ増えるだけで、 です。 でなす角が、内積が 0 かどうかで垂直かどうかがわかります。
ポイント
(B の座標 − A の座標)
大きさ・2点間の距離:
内積: 、なす角:
解き方の手順
- B の座標から A の座標を、成分ごとに引いて を求めます(負の座標はかっこをつけて)。
- 3つの成分をそれぞれ2乗して足します。
- その正の平方根が距離 AB です。根号の中が平方数なら整数にします。
例
点 から点 までの距離を求めましょう。
見る
計算例
倉庫の中で、ドローンが点 A(0, 2, 3) から点 B(6, -4, 10) までまっすぐ飛びます(座標の単位は m)。
問いドローンが飛ぶ距離 AB は何 m ですか?
途中の式
- (m)
答えAB の距離は 11m
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。
倉庫の中で、ドローンが点 A(-2, -5, 5) から点 B(10, -9, 8) までまっすぐ飛びます(座標の単位は m)。
ドローンが飛ぶ距離 AB は何 m ですか?
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 2
の成分は?(例: (1, -2, 3))
自分でやる
練習問題
数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。
問題を準備しています…
学び直しマップ
前後の単元
分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。
この単元の前に(前提)
- 数学C平面ベクトル練習問題あり
この単元を使う先
- 微分積分勾配と方向微分練習問題あり
- 線形代数数ベクトルと線形結合練習問題あり