場合の数(順列・組合せ)の練習問題
和の法則・積の法則、順列 nPr・組合せ nCr を使い分けられる。
考え方
「何通りあるか」を、書き出さずに計算で数えられるようになります。担当者の選び方、発表順の決め方、パスワードの組み合わせの数などを見積もるときに使います。
- 積の法則
- A の決め方が m 通りあり、そのそれぞれに B の決め方が n 通りあれば、合わせて 通りです。
- 順列
- n 個から r 個を選んで、順番に並べる方法の数です。
- 組合せ
- n 個から r 個を選ぶだけで、順番を区別しない方法の数です。
- 階乗
- 。n 個すべてを並べる方法の数です。
5人から1番目と2番目の発表者を決めるとき、1番目は5人から選べ、そのそれぞれに2番目は残りの4人から選べます。よって 通りです。このように、続けて決めるときは場合の数をかけ算します(積の法則)。
n 個から r 個を選んで並べる数を順列 といい、n から1ずつ小さい数を r 個かけて求めます。 です。
一方、5人から担当者を2人選ぶだけなら、「A さんと B さん」と「B さんと A さん」は同じ選び方です。順列では同じ2人の組が 回ずつ数えられているので、2 でわって 通りになります。これが組合せ です。
順列か組合せかは、「選んだあと、順番や役割を区別するか」で決まります。リーダーと副リーダー、1番目と2番目のように役割が違えば順列、ただのメンバーなら組合せです。
ポイント
積の法則: m 通り × n 通り。和の法則(同時に起こらない場合を合わせる): m 通り + n 通り
(n から1ずつ小さい数を r 個かける)
解き方の手順
- 全体の数 n と、選ぶ数 r を確かめます。
- 選んだあとに順番や役割を区別するかを考えます。区別するなら順列、しないなら組合せです。
- 順列 は、n から1ずつ小さい数を r 個かけます。
- 組合せ は、その順列の数を でわります。
例
7人の中から、リーダーとサブリーダーを1人ずつ選ぶ方法と、担当者を2人選ぶ方法は、それぞれ何通りですか?
- リーダーとサブリーダーは役割が違うので順列: (通り)
- 担当者2人は区別しないので組合せ: (通り)
- 同じ2人の組が順列では2回ずつ数えられているので、組合せは順列の半分になります。
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 順列と組合せの取り違え並ぶ順番を区別するか(順列)しないか(組合せ)を取り違える。選んだあと「並べ方」も区別するかどうかで、順列か組合せかが決まります。
見る
計算例
6人のメンバーから2人を選び、会議での発表の順番(1番目〜2番目)も決めます。
- メンバー
- 6人
- 選ぶ人数
- 2人
問い選び方と順番の決め方は、全部で何通りありますか?
途中の式
- 順番を区別するので順列です。
- (通り)
答え場合の数は 30通り
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
8人のメンバーから2人を選び、会議での発表の順番(1番目〜2番目)も決めます。
選び方と順番の決め方は、全部で何通りありますか?
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 2
選んだ人の順番(役割)を区別しますか?
自分でやる
練習問題
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- 小6並べ方と組み合わせ方練習問題あり
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- 数学A確率の計算練習問題あり