変わり方(2つの量の関係)の練習問題
ともなって変わる2つの量を表にし、きまりを式に表せる。
考え方
ともなって変わる2つの量を表に整理し、「1増えるごとにいくつ増えるか」からきまりを式に表して、先の値を予測できるようになります。机の並べ方と席の数、毎月増えるデータ量、料金表の計算などに使います。
- ともなって変わる2つの量
- 一方が変わると、それにつれてもう一方も変わる2つの量(机の数と座れる人数など)。
- きまり(式)
- 2つの量の関係を「座れる人数 = 4 × 机の数 + 2」のように表したもの。
2つの量の関係は、表にして横に見ると見つけやすくなります。机を1台ずつ増やしながら座れる人数を書き出し、「1増えるごとに、いくつ増えるか」を調べます。
長机を一列につなげるとき、机1台で6人、2台で10人、3台で14人なら、机が1台増えるごとに4人ずつ増えています。ただし「4 × 机の数」より、いつも2人多くなっています。これは両はしに座る人の分です。
そこで、きまりは「座れる人数 = 4 × 机の数 + 2」と表せます。この式があれば、表を続けて書かなくても、机が15台のときは 人とすぐに求められます。
決まった数(+2)がある関係では、机が2倍になっても人数は2倍になりません(3台で14人、6台で26人)。「2倍なら2倍」とすぐに決めず、表と式で確かめましょう。
ポイント
求める量 = (1増えるごとに増える数)× 変わる量 + 決まった数
決まった数 = 1のときの値 − 1増えるごとに増える数
決まった数があるときは、一方が2倍になっても、もう一方は2倍にならない
解き方の手順
- 表を横に見て、一方が1増えるごとに、もう一方がいくつ増えるかを調べる。
- 1のときの値から、その増える数を引いて「決まった数」を出す。
- 「(増える数)× □ +(決まった数)」の式にまとめ、表のほかの値でも合うかを確かめる。
- 聞かれた数を □ にあてはめて計算する。
例
共有フォルダの使用量が、1か月後 15GB、2か月後 18GB、3か月後 21GB でした。このまま増えると、12か月後は何 GB ですか?
- 1か月ごとに 3GB ずつ増えています。
- 1か月後の 15GB は なので、きまりは「使用量 = 3 × 月数 + 12」です(12GB は記録を始める前から使っていた量)。
- 12か月後: (GB)
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 決まった数があるのに比例とみなす「1台増えると2人増え、両はしにも座れる」のように決まった数が足される関係を比例と考え、表の値を何倍かしたり、決まった数を落としたりする。0 のとき 0 になる関係ですか? 決まった数が足されている関係は比例ではありません。「増える数 × □ + 決まった数」の形で考えましょう。
見る
計算例
会議室で、長机を横一列につなげて並べます。机の数と座れる人数を調べると、次の表のようになりました。
- 机の数
- 10台
問い机の数が10台のとき、座れる人数はいくつになりますか?
途中の式
- 表を横に見ると、机の数が1増えるごとに、座れる人数は 4 ずつ増えています。
- 机の数が1のとき 6 = 4 × 1 + 2 なので、きまりは「座れる人数 = 4 × 机の数 + 2」です。机が1台増えるごとに、長い辺の両側に座れる人数だけ増えます。両はしに座れる人数は、机の数に関係なく同じです。
- 机の数が10のとき: (人)
答え座れる人数は 42人
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
会議室で、長机を横一列につなげて並べます。机の数と座れる人数を調べると、次の表のようになりました。
机の数が10台のとき、座れる人数はいくつになりますか?
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 3
表で、机の数が1増えると、座れる人数はいくつ増えますか?
自分でやる
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