相関の読み方の練習問題
散布図と相関係数から2つの数字の関係の強さを判断し、相関と因果を区別できる。
この単元を使う職種:
考え方
相関係数は、2つの数字が一緒に動く度合いです。符号は向き(+は右上がり、−は右下がり)、絶対値は強さを表します。
相関があっても、一方が他方の原因とは限りません。気温や店の規模など、両方に影響する別の要因がないかを考えます。
ポイント
相関係数 は 。強さは符号を除いた大きさ で見る
目安: が 0.7 以上なら強い、0.4〜0.7 ならほどほど、0.2 未満ならほとんど相関なし
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- 相関係数の符号を強さと取り違える相関係数がマイナスだと関係が弱い(値が大きいほど関係が強い)と考え、符号を除いた大きさ(絶対値)で強さを比べない。相関の強さは、符号を除いた大きさ(絶対値)で比べます。マイナスは「一方が増えると他方が減る」という向きを表すだけです。
- 相関係数と傾きの取り違え相関係数を「x が1増えたときの y の増え方」と読む、または回帰直線の傾きを関係の強さと読むなど、相関係数と傾きを取り違える。相関係数は関係の強さを表す −1〜1 の数で、増え方(傾き)ではありません。x が1増えたときの y の増え方は、回帰直線の傾きで見ます。
見る
計算例
自社サイトの過去1年分の週次データで、いくつかの数字の組み合わせについて相関係数を計算しました。
問い次の4つのうち、相関(関係)が最も弱い(ほとんど関係がない)ものはどれですか?
- 1メールの件名の文字数と開封率(r = 0.05)正解
- 2ページの表示時間(秒)と購入率(r = −0.72)
- 3メルマガの配信数とサイト訪問数(r = 0.49)
- 4SNS の投稿数と新規会員数(r = 0.23)
途中の式
- 相関係数は −1〜1 の値で、符号は向き(+は右上がり、−は右下がり)、絶対値は強さを表します。
- 絶対値は 0.72、0.49、0.23、0.05 です。
- いちばん絶対値が小さいのは「メールの件名の文字数と開封率」(r = 0.05)で、ほとんど相関がありません。
答え選択肢の番号は 1. メールの件名の文字数と開封率(r = 0.05)
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。
全国40店舗のデータで、いくつかの数字の組み合わせについて相関係数を計算しました。
次の4つのうち、相関(関係)が最も強いものはどれですか?
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 3
相関の強さは、相関係数の何で比べますか?
自分でやる
練習問題
数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。
問題を準備しています…
学び直しマップ
前後の単元
分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。
この単元の前に(前提)
- 数学Iデータの分析(分散・相関)練習問題あり
この単元を使う先
- 実務回帰直線で予測する練習問題あり