財務指標(自己資本比率・流動比率・ROE)の練習問題
貸借対照表と損益計算書の数字から、安全性・収益性の指標を計算できる。
この単元を使う職種:
考え方
自己資本比率と流動比率は会社の安全性(つぶれにくさ・支払い能力)を、ROE は株主のお金でどれだけ稼いだか(収益性)を表します。
指標ごとに、分子と分母に使う項目が決まっています。何で割るかを取り違えないようにしましょう。
ポイント
自己資本比率 = 自己資本(純資産)÷ 総資産
流動比率 = 流動資産 ÷ 流動負債
ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本
図で確かめる
円
%
総資産のうち自己資本が何%かが自己資本比率です。割合を動かして、負債とのバランスを見てみましょう。
よくある間違い
練習問題でこの間違い方をしたときは、その場でお伝えします。
- ROE と ROA の取り違えROE(自己資本に対する当期純利益の割合)を、総資産で割って計算する(ROA と取り違える)。ROE は、株主が出したお金(自己資本)に対する利益の割合です。総資産ではなく、総資産から負債を引いた自己資本で割りましょう。
- 流動比率を負債合計で割る流動比率を、流動負債ではなく負債合計(固定負債を含む)で割って計算する。流動比率は、1年以内に支払う流動負債に対する流動資産の割合です。固定負債は含めずに、流動負債で割りましょう。
見る
計算例
新しい取引先の与信審査で、決算書を確認しています。貸借対照表では、資産合計80,000,000円、負債合計44,000,000円でした。
- 資産合計(総資産)
- 80,000,000円
- 負債合計
- 44,000,000円
問いこの会社の自己資本比率は何%ですか?(自己資本 = 純資産 とします)
途中の式
- 自己資本(純資産)= 資産合計 − 負債合計 = 80,000,000 − 44,000,000 = 36,000,000円
- 自己資本比率 = 自己資本 ÷ 総資産 = 36,000,000 ÷ 80,000,000 = 0.45 = 45%
答え自己資本比率は 45%
一緒にやる
小さく分けて、一緒に解く
1つずつ答えを確かめながら進みます。間違えても大丈夫です。
新しい取引先の与信審査で、決算書を確認しています。貸借対照表では、資産合計500,000,000円、負債合計375,000,000円でした。
この会社の自己資本比率は何%ですか?(自己資本 = 純資産 とします)
小さな問いに分けて、1つずつ一緒に進めます。
ステップ 1 / 3
自己資本(純資産)はいくらですか?
自分でやる
練習問題
数字は毎回変わります。2〜3問続けて解けたら、次の単元や元のレッスンに進みましょう。
問題を準備しています…
学び直しマップ
前後の単元
分からないところがあったら前提まで戻り、分かったら使う先へ進みましょう。
この単元の前に(前提)
- 小5部分 ÷ 全体 = 割合練習問題あり
- 実務利益の段階と利益率練習問題あり
この単元を使う先
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